1994年4月発売
映画のようなオープニングシーン、立体感の増したグラフィック、ゲームの演出に大きな役割を果たす音楽など、スーパーファミコンの限界に挑んだ作品。特にドット絵が素晴らしい、これ以上のものはないのでは、と言うくらいのクオリティである。
また登場キャラクターが多種多彩で、彼らにまつわるエピソードがこの世界のストーリーを構成している群像劇となっている。
前作まではマップ上のキャラクターは小さなドット絵で・バトル中のドット絵は横向きの大きなドット絵だったが、今作からどちらも共通のドット絵が使われるようになった。
FFを象徴する「クリスタル」が消えたのも一つの転機で、FF9までしばらく登場しない。
序盤のストーリー
魔法が失われ、機械が発達した世界
しかし再び魔法(魔導)を手に入れた帝国はその力を使い、世界を支配しようとしていた
ゲームは、帝国に操られた女の子が幻獣を奪いに行くところから幕を開ける
主な各バージョン
バージョン | クリアまでの時間など |
SFC版 オリジナル |
|
PS版 |
移植当時、友達から借りてプレイしました。ムービー何度も見たなあ |
GBA版 移植版 エクストラダンジョンなどが追加された |
33時間 34時間 |
ピクセルリマスター版 スマホやsteamに移植された最新版 |
★その他、VC版(3DS)、PSP移植版、ニンテンドークラシックミニSFC版などがある 旧スマホ版は現在入手不可
おすすめバージョン
とりあえずやってみたい! ピクセルリマスター版 | スマホ・タブレット・パソコンのいずれかとインターネット環境を用意するのみ!ここ見てる大抵の人はすぐに始められますね |
オリジナルを手軽に楽しみたい!VC(バーチャルコンソール)版 | New3DS(New2DSLL)とインターネット環境が必要 |
美麗なムービーも楽しみたい!PS版 | PS3またはPsvitaとインターネット環境が必要(ソフトはPS3またはPSvitaからPS Storeに接続して買う) またはPS本体&ソフト(物理)か |
★追加ジョブ・追加ダンジョンが楽しめるのはGBA版・旧スマホ版のみ
しかしGBA版は中古ソフトの値段が高騰・旧スマホ版は入手不可
★追加ムービーが収録されているのがPS版のみで、ゲームアーカイブスでダウンロード購入できます。しかしソニーが販売を終わらせたそうな気配を見せ始めているので、欲しい人は早めに買いましょう!*1または、ソフト(物理)とPSか初期型PS2本体を持っていれば安心。
★PS版は肝心なところでゲームシーンとBGMがずれてしまっているのが少し残念
バトルシステムや特徴的なところ
ランダムエンカウント方式、 ATB*2、仲間になるキャラはたくさん、パーティーメンバーは4人。今作は「全員が主人公」というコンセプトで、どのパーティーキャラもだいたい最後まで使えるよ。せっかく育てたのに離脱した!っていうことは概ねない。
幻獣(召喚獣)の力の結晶である「魔石」を装備し続けることによって、魔法を覚えたり、レベルアップ時にパラメーターがアップしたりする。
キャラクター固有のコマンドがあって面白いが、使い勝手や強さに差がある。
キャラクター紹介
【ティナ】主人公のうちのひとり。大事なものを見つけ強く生きる彼女も、自分に怯えながらも思い悩み進む姿が美しい彼女もだいすき。かわいい。
【モグ】なんとメインキャラに起用。天野喜孝さんのイラストだと尻が割れている。
寸評
前作とは打って変わって、重苦しく冷たい世界観が魅力。それを象徴するようなゲーム冒頭の、雪の中を行く魔導アーマーのシーンは実に鮮烈。またメインキャラクターが多く、群像劇としての面が強調されている。
メンバーによって会話や展開が異なってくる場面も多くあるので、何度でもやりたくなる。
全くの余談ですが、ダニはFFキャラで一番誰が好きかと問われたら、即答でティナと答えます。FF6は仲間キャラが全員主人公というコンセプトですが、ディシディアなどのシリーズおまとめ作品には彼女が主人公として選出されているので、目に触れる機会が多くとてもうれしいです!
ネタバレありのプレイ記録はこちら
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*1:2021年にPS3・PSvitaストアの終了が一度発表されました、すぐに撤回されたけれど
*2:アクティブタイムバトル。それぞれの素早さで行動順が決まる