2000年7月発売
「原点回帰」をうたった作品で、キャラクターも旧作の面影があるかわいらしい頭身に縮んだ。また全体的に絵本や人形劇のような雰囲気の世界感となった。
主人公にフォーカスした前作とは違い、その他の仲間キャラクターの視点でプレイする場面も多くあり、その場にいないキャラクターたちの様子を選んで見ることができるシステムがあったり、群像劇としての色が強まっている。
序盤のストーリー
劇団員である主人公は、王女様の誕生日記念公演を行うためにお城を訪れる
しかし劇団には、お芝居以外にも目的があるのだった
各バージョン
バージョン | クリアまでの時間など |
PS版 オリジナル |
ロードの長さに耐えきれず序盤で投げました |
PS vita版 PS版の移植 |
★その他、Steam・Switchなどでプレイできるが、基本的には中身は同じ
バトルシステムや特徴的なところ
ランダムエンカウント方式、ATB、パーティーメンバーは4人。今作も仲間になったキャラはだいたい最後まで使えるので、好きなやつ育てよう。
敵から攻撃を受けてゲージがたまると各キャラが変身して、能力が強化されたり特殊な技が使えたりする(トランス)。また、装備品を装備し続けて様々なアビリティが習得できる。
時間はかかるけれどもコンプリートしたくなるようなミニゲームが用意されている。また前作のものとはちょっと違うカードゲームもあり、はまる人ははまる。
キャラクター紹介
【ジタン】主人公。陽気かつ意外と落ち着きがあり、パーティーをうまくまとめてる。主人公としては珍しく盗賊系。
【スタイナー】歩いたり飛び跳ねたりするたびにガシャガシャ言ってておもちゃみたいでかわいい。一見口うるさく怒りっぽそうなキャラだが…。
寸評
プレステ後期の作品なので、ソフトに対してハードの能力が追い付いていない感じがする。特にバトルに関しては顕著。その辺に目をつぶれば難易度低めだし、ストーリーも世界観も魅力的で楽しい。
キャラクターのデフォルメ具合が一番ゲーム的でかわいい。
モブひとりひとりにも個性と名前があり、見た目が人間や動物のようなキャラクターもなんの説明もなく共存している世界がいいなと思った。
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