FF10に興味があってやろうかどうか迷っている人は、こちらのページのほうが有用かもしれません↓
(2022/9/21 ↑検索で来る方が多いのでおすすめページ作りました)
2001年7月発売
ハードがプレイステーション2になり、シリーズ初のフルボイス作品となった。
グラフィックの進化は止まらず、人物の緻密さや表情はもとより、海や水の表現の美しさやリアルさは、プレイヤーの没入感を高めてくれる。またドラマティックなシナリオと魅力的なキャラクターで、今でもファンを増やし続けている*1。
前作まではマップがCGの一枚絵だったのが、FF10ではキャラクターと同じくポリゴンで描かれている。そしてなんと今作は、フィールドマップというものが消滅した。ストーリー上で訪れる場所は地続きである。
東南アジア風の世界とスポーツ選手の主人公、FFとしては異色で目新しさのある作品。
序盤のストーリー
夜も光であふれる近未来的な都市ザナルカンド。そこで人々が熱狂しているブリッツボールというスポーツのスター選手である主人公は、ある日化け物に襲われたと思ったら異世界に飛ばされたのであった。
各バージョン
バージョン | クリアまでの時間など |
PS2版 オリジナル |
51時間 |
PS vita版 インターナショナル版の移植 |
67時間 105時間(A氏のデータ。最強武器が大体そろっていた) |
★その他、PS4・Switchなどでリマスター版が出ている
バトルシステムや特徴的なところ
ランダムエンカウント方式、パーティーメンバーは3人だけれど、バトル中に入れ替えできるぞ。今作も仲間になったキャラはだいたい最後まで使えるので、好きなやつ育てよう。
今回はアクティブタイムバトルではなく、カウントタイムバトル。各キャラクターの素早さやこれからしたいコマンドなどによって動く順番が決まる。リアルタイムで時間は動かないので、焦らず戦略を練れる。
「レベル」という概念がなく、キャラクターの強化は、従来どおり敵を倒して経験値のようなものを貯め、それを手動で割り振って育てるようなものとなっている。また武器の攻撃力、防具の防御力というものもなく、追加効果などで差をつけている。
キャラクター紹介
【ティーダ】主人公。チャラ男かと思ったら普通のいいにいちゃんだった。
【キマリ】ライオンみたいなやつ。一人称が自分の名前でかわいこぶっててかわいい。ツノが折れていてかわいそう。
寸評
初めて見るものやゲーム中の用語(メタ的な言い方だと「設定」)に対し、異邦人である主人公の「?」というリアクションがとプレイヤーがリンクし、それを周りの人たちが教えてくれるという構成が素晴らしいと感じた。
ストーリーを進めるうえで次にどこ行くか迷わないようになっているし、キャラクターや武器などの強化もプレイヤーが混乱しないように順次開放していく形式なので、一見独特だけれど実は分かり易い。しかし、単に初心者へ迎合したゲームかというとそうでもなく、やりこみたい人はどうぞといった形のおまけも用意されているのでみんな満足すると思うよ。ミニゲームも満載。
大きな喪失を伴いながらも希望の兆しが感じられるエンディングが、とても好きです。
あとはとにかく、世界観が魅力的。穏やかな亜熱帯地域、海と森、異界送り、地に根差した信仰、つかの間の平和を楽しむ人々。
おすすめ版
リマスター版のPS4かSwitch版がいいんじゃないでしょうか?やってないけど。
PS2インターナショナル版から高画質になったPS3版・PSvita版の、さらにいいやつです。PS2版→PS3版・PSvita版になったとき、ゲーム中で動く主人公たちのモデルが一新されてます。顔がかなりかわっていて、特にティーダがかわいくなってる!それと一部BGMがアレンジされていて、ゲーム中で流すのもどちらか選択できるようになっているとのこと。
インターナショナル版以降の移植版は、オリジナル版に無かった追加ボスがおり、相当鍛えないと倒せないくらい強いやつ。その弊害で、やつらを突破しないと見られないイベントとかがあるのが難点。
その他
このページ冒頭でもリンク貼りましたが、FF10のすすめです↓
ネタバレありのプレイ記録はこちら(HD版とオリジナル版)
歌舞伎見に行ったので感想書いたわ。
続編にFF10-2があるよ。FF10で召喚士として世界を救ったユウナが主役で、その後のスピラの物語。
クリア時間はこちら
ネタバレありのプレイ記録はこちら ※文句多め