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【FF5】チョコチョコボンボンの感想【マンガ】

こんばんは、手すりの赤いダニです。FF5関連書籍の話です。

当記事は、紹介した書籍の中身一部画像を「引用」として掲載しております。権利所有者様からの警告等があった場合には迅速に対処いたしますので、お手数ですがご連絡いただければ幸いです。

参考:著作物が自由に使える場合 | 文化庁

 

チョコチョコボンボン

1997年発行 集英社 菊池晃弘

Vジャンプ平成5年(1993年)7月号~平成8年(1996年)4月号、平成6年(1994年)FF6増刊、平成6年Vフェス増刊収録分+描き下ろし

Vジャンプが月刊誌として創刊した号から連載されていた、FF5が始まる前のバッツ&ボコの旅を題材としたギャグ漫画。FF研究室というコーナーのおまけ漫画だったそうです。

意地汚いくらい大食いのボコ!それに振り回されるバッツ!!よだれ鼻水おならと下ネタ多めだけれどそこまで汚さは感じないのは、アナログフルカラーの丁寧でコミカルな画風のおかげかな?みんなかわいいです。いい意味でしょうもないギャグに笑ってしまう。「チョコボの名前なに?」「(ほかのチョコボが見つかったらぼこぼこにしてやりてえからなあ)ボコだ!」単純ギャグなのにひどすぎてめちゃくちゃ笑った。

FF5本編前のお話なので、もちろんオリジナルストーリー。2Pや4Pの短い話がたくさん入っています。FF5感はやや薄、オリジナルキャラ・要素は多いけれど、FF5敵モンスターをモチーフにしたものやFF6FF7キャラも出てきてわいわい楽しい。FF5発売1992年、FF6発売1994年、FF7発売1997年なのでそれも納得。連載自体は1994年に終わっているのに1997年発行。FF7発売に合わせて刊行されたんですかね?

ちなみにボコはしゃべりませんが、多彩なアクションと表情、そしてセリフ書いた木札を掲げるという古典的な方法でバッツと意思疎通を図ります。ゲイラキャットをモチーフとした、敵役のマタタビッチ伯爵は普通にしゃべる。後ろの方に掲載されている、チョコボの変遷特集記事もなかなか面白い。

好きなシーン↓

お手をさせようとするバッツ、ボケ続けるボコ、最後のダメ押しオエ~~~ですんごい笑った。なんとなくオチが読めるけどその通りになる展開が大好きなんですよ!!!

漫画の後ろ半分近くは、FF6キャラが出まくるぞ!ブチ切れセリス将軍かわいいな~。菊池晃弘さんの描くエドガー、デフォルメ絵柄なのにかわいいのとかっこいいのが両立していてとてもいい!ティナも描いてほしかった。

 

レモラを食うボコ、セリス将軍にムチでしばかれるバッツ、猫耳エドガー(語弊がある)、うさんくせえシド&ミドのパチモン、いつもかわいそうな目にあうマタタビッチ、バッツとボコのどつき合いが見たい人におすすめです!

かっこいいファリス&シルドラ、FF3(多分)のデブチョコボも出てるよ!一見やりたい放題な漫画だけれど、バッツ自体はファリスとは遭遇しないし、チョコチョコボンボンの最後は隕石が落ちてきた?で締めているので、大事なラインは守ってていいですね!それゆえレナやガラフは出せなかったんですよね、残念だ。

おすすめしておいてなんですが、中古でも2022年5月現在6,000円超え…。10年以上前ですが、街の古本屋では時々見かけましたが。電子書籍化してくれるといいなあ。

 

(2022年12月追記)

アマゾンでの中古本、最安値740円くらい(送料込)になってました!よかったね。でもできたら電子書籍化してくれ~!!!