ファイナルファンタジーシリーズのクリア時間記録するところ

自分がプレイしたファイナルファンタジーのクリア時間記録用ブログです

【聖剣FF外伝】GB版プレイ記録や感想【聖剣伝説-ファイナルファンタジー外伝-】

こんにちは、手すりの赤いダニです。先日クリアした聖剣伝説-FF外伝-GBオリジナル版のプレイ記録と感想を清書しました。未プレイかつプレイ予定のあるかたは読まないほうがいいので、ぜひこのページは閉じてください。あとめちゃくちゃ長いです。

これまでの聖剣伝説と赤ダニ

FF4の攻略本かなんかに聖剣伝説サントラの広告が載ってたんですが、それが米田仁士さんの幻想的なイラストで非常に印象が残ってました*1。焚火を囲むパーティー…ファンタジーRPGなんだろうな、いつかやりたいなあと、想像が膨らむ美しいジャケ絵。

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いつ見ても素敵だなあ。

それ以外は、FF2ミンウに見た目が似た人が出てくる以外全く予備知識なしでした。なんか塔を攻略するんだっけ?(多分サガと混じってる)あと今作ではないですが、聖剣2と3の樹のイラストがとても印象的で、画集欲しいなと常々思ってます。


プレイ時期とクリアまでの時間

2022年8月終わり~9月頭
13時間18分 Lv.57


プレイ記録や感想

中古カセット(なんて懐かしい響き)をインターネットで購入!まだまだ流通しているのでそこまで高くなかった&GBカセット内部電池が生きていたのでよかったです。

データが残っていたり、カセットに名前が書かれていたり、中古カセットは様々なドラマを感じ取ることができるので好きです。ヨシタカとマサヒロ、元気かな?もう大人になったのかな。

プレイ時間の記録はされないため、手動でつけてスタート!

 

※自分用に後からストーリーを思い出せるよう細かく書いてます

※ヒーロー・ヒロインの名は、一貫して自分で勝手につけた名前で表記しています

※ゲーム画面を直撮りした画像をたくさん載せています(見苦しいものが映り込んでたらごめんなさい)

※セリフを多く載せていますが、大部分は正確には引用していません

(ひらがなカタカナ表記の部分は、概ねそのまま引用してるセリフです)


【オープニング】

タイトル画面のゆったりとした音楽がいいね。主人公とヒロインの名前を付けなければならないので(デフォルトネームは無いみたい?)ダニ&8月に始めたのではづきちゃんにしました。

 

プロローグがテキストで流れる*2宇宙パワーを受信して成長するマナの樹には、触れると永遠の力をゲットできるという伝説があるんだって。そう言われると欲しくなるのが人間の性、グランス公国のシャドウナイトは世界征服のためにマナの樹の力を狙っていると…。

 

いきなりモンスターとの戦闘が始まった!しかも奴隷なの!?ということは剣闘士奴隷…グラディエーターが主人公か、いきなりハードだな。

シャドウナイト様を楽しませるためだけに、でっけえネコと戦う奴隷剣闘士・ダニ。おや、剣のリーチ短くない!?ネコにぶつかられて結構ダメージを負ったけど何とか倒せた。ちょっと難しいかも…、クリアできるかな。

 

奴隷たちは命がけの戦いを強いられる毎日で、そんなことをさせられていたら体がもつはずもなく、次々と倒れていった。ダニの(多分)かけがえのない仲間であるウィリーも、その一人だった………最初からつらい展開…。

ウィリーは「マナの樹の危機を救うためにはジェマの騎士に会え」と言い残し、息絶えたのだった。い、いったい何のことなんだ…←ゲーム中で主人公が言うセリフどおり、急にいろいろ背負わされて戸惑うダニ。結構固有名詞多いかな、メモ取りながらゲーム進めよう。ジェマの騎士ことボガードは滝の小屋にいるのね、分かった。

 

部屋の外には仲間の奴隷が。そのひとりのアマンダは、名前と口調からして明らかに女性。剣闘士ってさ、薄着で戦わせられるんでしょ!?彼女はアマゾネスみたいな鎧なのかな!?

もうひとりの奴隷は、格闘技場が外に通じてるから脱出できるよって教えてくれた。ありがとう、みんなで脱出しようよ!蜂起せよ!

といったこともなく、再びでけえネコと戦い勝利し、ひとり脱出するダニであった。

 

こっからどこ行くんだろう?とうろうろしていたら、悪の親玉シャドウナイトとその腹心らしき人物を発見。滝の上にマナの樹があるんだって。奇跡を起こして滝をのぼるとシャドウナイトに告げる部下のジュリアス。彼にはそのカギを握る少女が見えるって…ジュリアスとやらは予言者か?

まあ、盗み聞きしてたのが当然バレて滝に落とされますよね。ねえシャドウナイトさん、ダニの顔見た?毎日見てるから覚えてるよね?奴隷が脱走しるけど大丈夫か?


【脱出】

当然生きてる主人公ダニ!ここどこ?メニュー開くとマップ機能がある!けど見てもどこだか分からんなあ。適当に動き回るけど…イヤァァ!早速敵が徘徊している!剣で突っついてなんとか撃退。ぶちゅん!っていう撃破音が気持ちいいしまんまるドロップ(これなぜか知っている、回復アイテムだよな)くれるし助かる。

レベルアップメッセージが「レベルアップですぜ あんたも せいちょう したもんだ」で非常に馴れ馴れしくて笑っちゃった。FF1みたいな雰囲気があるね。成長タイプを自分で選べるんだ、面白いな。

 

襲われている女の子(FF3水の巫女エリアにドット絵が似ている!)を発見し救助。彼女は助かったけど、従者の方がもうだめみたい…ゲームスタートからまだ20分弱なのに、死人ふたりも出てる…。

従者のハシムが言い残した「ウェンデルのボガード」、たぶんウィリーが言っていたジェマの騎士と一緒かな?ウェンデルが何なのか分からないけど、とりあえず女の子(はづきだ!)と一緒に行くことに。遠い国の高貴なお嬢さんなのかなあ?さっそく相談コマンド使ってみたら、「お怪我は大丈夫ですか?」って回復してくれた。助かるう~!


【トップルの村~滝の小屋】

フィールドは広大で迷いそうに見えて、きちんと行くべき場所へ誘導してくれる作りになっていた。飛んでくる悪魔みたいな敵とウサギにボコボコにされ全滅も挟みながら、偶然発見した村へ到着。宿代10ルクなの!?よかった!(※これはどこ泊っても最後まで10ルクなので非常にありがたかった)

店員さんの頭部がミンウっぽい!!!動きとセリフが陽気!

村ではジェマの騎士情報(じじい呼ばわり)・マナの樹情報なども聞けた。つい話しかけるのにAボタン押しちゃうけど、剣が出てしまって村人を弾き飛ばしてしまった。ごめんごめん。

 

滝の小屋着いた、ここに居るじいさんが明らかにボガードなんだろうけど、なぜか塩対応。

わ わァー

ちいかわみたいな叫び(見た瞬間めっちゃくちゃ笑ってしまった)をあげて子供みたいなわめき方するじいさん。ほんとにこの人がすごい騎士なのか…?大丈夫か?と思ったら、はづきのペンダントに反応するじじい。良かった、会話成立しそうだ。

 

かつてマナの樹の力を手に入れたバンドール帝国と戦ったのが、ジェマの騎士とペンダントを身に着けた女性(はづきママ)だそうです。ん?一世代くらい前なので、結構最近の話だな?短いスパンで力が狙われ、しょっちゅう危機に瀕しているマナの樹。

ボガード「マトックを使って東の洞窟の岩をぶっ壊し、ウェンデルのシーバに会え!」

ん?ここがウェンデルじゃないんだね。シーバとやらもジェマの同志、ジェマはどういう称号なんだろうか。いっぱいいるのかな。ペンダントの秘密は彼が教えてくれるとのこと。ちいかわじじいが教えてくれてもいいんですが…。


【沼地~ビンケットの館~沼の洞窟】

道中の店で新たな武器、バトルアックス購入。強そうだけど少し発動が遅めかな?間合いは広がった!

敵も若干強くなってるけど、はづきの回復パワーも借りながら無事到着。しかしここはウェンデルじゃない?ビンケットの館?泊めてくれるらしいが、奥にはリィ伯爵とやらがいるらしい(分かりづらいから館と館主の名前一緒にしてほしい)なんか あやしいなー。

正面の部屋には白魔ちゃん!と旅人が。「真実を映す月の鏡を沼の洞窟にリィ伯爵が捨ててしまった」「リザードマンが沼の洞窟のカギを持っている」君たち、この館でそんな情報流していいの!?消されるぞ!?

明らかに怪しい館だけどありがたく泊まらせてもらうことに。寝しなにはづきからケアルの書をもらった!読むだけで魔法使えるようになるんだ~。そしてさらわれるはづきちゃん。ここの館主は生き血を欲しているらしい…。

「あれェ? あれェ? はづきがいない!」っていう主人公のセリフ、いつもだいたいこんなかんじで平成初期の香りがして懐かしい。

 

マップを下って行くとワニの軍団みたいなのがいたので、全部斧で殴って倒したらカギが出てきた!全滅させると宝箱出るパターンもあるんだ、覚えておこう。

洞窟には赤魔道士風の先客がいて、仲間になってくれた!誰だか分からんが嬉しい、ありがとう。

その赤魔風の人…旅の男(名前ないのか?)によると、よく女が行方不明になる・地下に棺桶が並んでるという。こえーよ。早く救出しなきゃ…!って館に戻ろうとしたら、旅の男がついてきてくれなかった。あ、あれか、この洞窟で月の鏡を回収するのか。

洞窟内のぽよぽよした円いタラコ唇、武器で倒せない!?無視するしかないか…。

チュートリアル的なダンジョンなのか、カギやマトックで攻略するようになっていた。途中で入手したくさりがま、単なる武器じゃなくて草刈できる!攻撃範囲も広いし最高!

ボスはフタマタの竜。火を吐くけど、あれ?もしかして正面方向からだったら盾で防げてるのかな?すごーい!ゲージマックス攻撃だとくさりがまがびょんと伸びるので、何とか撃破して月の鏡入手!

旅の男さんは「あの野郎につきつければ正体ばらすぜ、うまくやんなよ」といって去っていきました。ベテランの風格。


【ビンケットの館】

アイテムは持ってるだけじゃだめなんだね、月の鏡を装備して、正体を現した執事を倒した。

カギとマトックは敵を倒したら入手できるから今のところ攻略に支障はないけど、カギは4つ・マトックは7つ単位でしか持てない、それ以上もスタックできないし端数同士もまとめられないのでアイテムがすぐいっぱいになっちゃうな。

ここで入手したチェーンフレイルの使い方、面白い!武器としては前方の敵にビシッと当てるしかできないけど、杭に引っ掛けて向こう側へ渡れるんだ。フレイルっていうとモーニングスターみたいなイメージがあるけど、もう少しやわらかくしなるようなムチみたいな感じかな?

見下ろし気味のアングルだからか、敵モンスターのネズミの肩幅が広くてマッチョ気味でちょっと面白い。ほかはゾンビやお化けなど腐臭のするラインナップで、ついでに武器攻撃が効かない。うーん…。

棺桶に入れられていたはづきを無事救出して、出入り口でリィ伯爵と対決。ヴァンパイアっぽい振る舞いをしていたからもう少しかっこいいやつ想像してたんだけど、でかいコウモリ男だった。しかも攻撃方法が、コート下全裸の露出狂みたいなアクションで小さいコウモリ飛ばしてくるヤツでこざかしい~!(一回負けた)


【ウェンデル】

南下してウェンデルへ。旅の男さんここにいるのか!だったら最後まで付き合ってくれてもいいのに。

旅の男「かのじょを だいじにな」

ダニ「かのじょなんて てへ…」

旅の男「なに あかくなってんだ」

ダニ「え? え?」←言動がマヌケすぎて親しみやすい主人公!

 

街の人によると、滝の水(&この地方の川の水)はマナの樹から湧き出ているらしい。この世界のインフラだね、なくなったら困る存在か。

大聖堂のシーバは、ちいかわじじいと違って素直にお話してくれた。彼に促されて、ペンダントを持つはづきは魔法陣へ…。

すると現れる女性。はづきのおかあさんだって!

シーバ「あれはバンドールと戦った時に勇気と希望を与えてくれた女性!(なぜか微妙に他人行儀)」

母「大事なことを言います。あなたはマナの一族で、マナの樹から生まれたマナの種…樹が邪悪に染まらないように守ることが使命」

結構でっかい使命を負っていたはづきちゃん!知らされてなかったのか?

母「バンドールに悪用された後、マナの樹に誰も近づけないようにペンダントで封印したけれど、今度はグランスが同じことしようとしています。ジェマの騎士に助けてもらって、グランスをマナの樹に近づけてはなりません」

そしてお母さんは消えていきました。

ハッキリ言ってないけれど、封印を解けるような人物がグランス側にいるってコト!?そしてグランスを倒せ、除けではなく、近づけるな…平和的な指示だ。

ちなみにこの間、門外漢である主人公ダニは「おかあさん?」「マナのいちぞく?」と彼女らのセリフをバカみたいに繰り返すだけでした(キャラが立っていて好ましい)。

マナの樹から生まれたマナの種…美しい表現。

 

しかし間髪入れずにグランス兵が攻めてきたとの報が!

なぜか乱入する旅の男!「安全な所へ!」とはづきを連れて…え!?なんでそんな王子様ポジション取るの!?シーバ「なんか変じゃぞ」…ってわざわざ言及するってことは罠か!?!?!はづき返せ!!!

 

旅の男はシャドウナイトの部下・ジュリアスだった、ウワァァァァ!!!全然ビジュアル違うから露ほどにも思ってなかったよバカバカ!!!なんでよ、さっき助けてくれたじゃん!?

要約意訳すると、はづきがマナの一族かなあって思ったけど自信なかったからずっとマークしてた、でも儀式見て確定したからはづきゲットだぜ!だそうです。儀式中は大聖堂を施錠しとくべきだったな!クソ!

あわれダニは一撃で吹っ飛ばされ、意識を失ってしまうのでした。


ドワーフの洞窟~炭鉱】

気付くともちろんはづきはさらわれた後。ちくしょー!さっき血吸いコウモリから救い出したばっかりなのにー!

シーバが「ジュリアスの飛空艇は西へ行ったぞ」って教えてくれた…ああ、シーバは無事だ、よかった、でも曲がりなりにも偉大な賢者なんでしょ?一矢報いることぐらいしてくれてもよかったのに…。まぁヒールの書をくれたから不問とする。

西?さっきそういえばウェンデルで、西にドワーフの洞窟があるよって教えてくれた人がいたなあ…とりあえず西へ向かうか。

 

木に阻まれて進めない………が、斧だな!?ビンゴ!切れる木がある!新たなエリアを彷徨っていたら、サビレトールとかいう多分イベントアイテムが売られているのを発見。お金だけはまあまああるから買っておこう。

 

ドワーフ、FFとは違ってまともなしゃべり方。ここにはジュリアスいない(そりゃそうだ)、もっと西に行くにはガイアの洞窟を抜けなければならない…。ほかにもワッツというキャラとミスリルについての情報があったから、たぶんこっちを先に回収するんだな?

 

北へ向かったら洞窟があったので入ってみたら、洞窟がしゃべった!?勝手に入るな、くわぁー ぺってされた…なんだこいつ、ここはまだ来るべきところじゃないのか…あ、こっちがガイアの洞窟か!そういやドワーフが「古代の化け物が化石になったのがガイアの洞窟、好物はミスリル」って言ってたな。

冒険好きのドワーフ・ワッツとやらを探してミスリル探しを手伝ってもらおう!

 

やっとたどり着いた炭鉱にはトロッコが、ここでサビレトール使うんだろ!?と意気揚々と乗り込み発車。自動でぐいぐい動くトロッコ!進路上の敵にぶつかって受けるダメージ!どこへ行きつくんだろう?

としばらく眺めてて気づいた、同じところぐるぐるしてるし、線路上の敵にぶつかってガリガリHP減ってる!ということはトロッコ操作でき…ねえじゃんどうすんの!?あ、途中のレバー攻撃するのか!うおおお!意外と通り過ぎるのはえー!!!

適当にやったら何とかなった。やっとトロッコは穴に落ち、探していたワッツに出逢えた。「ミスリル探してるの?一緒に行こう!」だって、ありがとう!いこいこ!

 

ワッツは相談するとアイテムを有料で分けてくれるキャラだった!マトックとカギの心配しなくていいので助かるな。

ここのボスはうんこ花火みたいなにょろにょろだった、攻撃当てにくいけど何とか勝利&ミスリル入手!

お約束のように即行離脱するワッツ。「先に帰ってミスリルで道具作るね。そうしたらガイアの洞窟も通れるよ」あ、やっぱりミスリルの何かを持ってないと通れなかったんだねあそこ。


【再びドワーフの洞窟~ガイアの洞窟~飛空艇】

ドワーフの洞窟へ戻ると、宣言通りミスリル製のモノ(鎧・盾・剣)を作ってくれてた…おい有料かよ、山分けって言ってなかったっけ!?材料費抜きの制作料だけってことカナ!?まあお金足りたからいいけどね!ところで頭用の防具はないのか?

とりあえずミスリルフル装備でガイアの洞窟へ。無事通れましたが、今度はノーコメントなのが寂しい。

 

抜けた先で、ちいかわじじいことボガードと再会。はづきちゃんをさらわれたことを詫びるダニに、お前のせいじゃないよって優しい声をかけてくれたうえに仲間になってくれるボガード。というかお、おまえ…まだ戦えたのか!だったら初めからついてきてくれてもいいのにさぁ!

気になってたミスリルの兜は、この先のお店で売ってた。

 

ボガードの言う通り、北上していったところの湖に飛空艇が泊まっていた。あっさり潜入できちゃったけど、大丈夫?ワナじゃない?船員らしき人たちも普通に会話してくれるどころか「持ち場につけ」とか完全同僚扱いですが…節穴。貴重な話も聞けた。独房に女が入れられてる、まどうしジュリアスの素性を知るものはいない、こどもだったジュリアスは滝つぼの裏で仮死状態で発見された(保護したのはシャドウナイト)なるほど…シャドウナイトよりも先にいろいろ情報が集まってきた。ていうかシャドウナイトはほぼパパじゃん!?かわいがってんのかな。

 

飛空艇のあみあみ床はダメージ床?と思ったら普通に通れた。目ん玉野郎、くさりがまが効かない(もしかしてほかの武器は効くのかも、でもこれが一番攻撃範囲広くて使いやすい)からそっと脇を抜けようとしたら攻撃され…アアアアーッ!モーグリにされた!?今作のモーグリは異常状態なのか!!!(爆笑)トンチキなミュージックが終わる頃には解除されてよかった。びっくりしたし面白かった。あれどういう異常状態なんだろう?武器攻撃できないとかかな?

剣の攻撃が効かないと思しき敵もちょいちょいいて、常に弾かれている音を発生させているボガード。ジェマの騎士の名が泣くぞ。

ようやくはづきがぶち込まれている独房へ到着。当たり前だけど牢屋は閉まっていて、開かない。目の前にいるのにもどかしい~!飛空艇も離陸しはじめてるけどどうすんの!?

とりあえず協議して、窓から出すことに。ダニは外側から窓へまわり、ボガードはここに残ってはづきちゃんを見てることに…えっ残るの!?あんたどっから脱出するんだよ!よくわからんが知らないからね!ダニは行くよ!

外からまわってはづきちゃん引っ張り出す!その身よりも先にペンダントを渡す彼女、そしてようやく…ようやく助けられると思ったのにジュリアスが邪魔しに来たァー!!!また魔法で吹っ飛ばされるダニ!さよならはづき!あとボガード!!!


【メノスの村】

屋根がクッションになって助かったらしい、それを差し引いてもとことん丈夫なダニ…過酷な奴隷生活が肉体を鍛えてくれたのかな!?

意識を失う前に、名を呼んでくれた女性らしき声…だれ?知り合い?……。

 

ア、アマンダ!?

奴隷仲間のアマンダだ、彼女も脱出できてたんだね…思わぬ再開に喜び合うのかと思ったら「…ごめんね」とか不穏なことをつぶやくアマンダ…え、ええ……。

目を覚ますとペンダントがない!?やられた!もういないと思うけど探し回る、

ここの村やや情報量が多いな。「アマンダは慌てて出て行った(ペンダント持ってったの確定だな!何が目的?)」「チョコボが絶滅寸前、北の森で卵の目撃情報」「アマンダには音楽好きな弟がいる」「砂漠の北のジャドから前は聞こえてきたハープ」「何でも凍らせる魔法の本(ブリザドかな?)」「アマンダ弟(レスター)に何かあったっぽい」

うーん、単純に考えれば、弟を助けるためにはペンダントが必要だってことかな。とりあえずジャドに行ってみよう。次は砂漠エリアかあ。


【ジャドの町~オアシス~チョコボ

音楽がない静かな町だ。

「元締めはデビアス、ヤツに嫌われたら術で獣に変えられてしまう」「北の谷は黒い霧で覆われている、それはハープのメロディが消えたころから」「デビアスの母はメデューサ(え!?!?)で、その醜さを嫌い洞窟に閉じ込めた。洞窟の入り口は砂漠のオアシスにある」「呪いを解くにはメデューサの血を飲むこと…いいね?(なぜ念押し!?)」

手癖悪そうなビジュアルの町人。

 

そして、オアシスの洞窟の入場方法を教える代わりにキバを要求してくる小僧。FFでもキバ集めてるモブいたけど何なんだろう、象牙みたいないいやつなのかな?キバならさっき敵倒した時に拾ったから持ってたよ、良かった。

ヒントは「やしのき 8のじ」了解!でも洞窟行く前に、デビアスのとこにも一応家庭訪問しておこうかな!?

 

デビアス「用が済んだらさっさと出ていくんだな。アマンダ?なんか知らんが砂の迷宮に行くとかいってたな」

もっと好戦的かと思ったら意外と親切だった。でも砂漠の迷宮ってどこだよ…。

とりあえずオアシスに行くか、さっきジャドに来る前に見かけたよ!とマップを戻ってみたのはいいが、ヤシの木、八の字で回れる配置になってないけどどうすんの!?とりあえずオアシスマップをしつこくうろうろうろうろうろうろしてみたけど道は開けない。ここじゃないのかな?ジャドの町の下のマップにやたら迷路みたいなところあったな、その辺も八の字に回ってみるか。

全然だめ…………どういうこと!?八の字ってダニが思ってる八の字と世間の八の字違うのか!?もういい、インターネットで攻略情報見ちゃおう!ネタバレ踏みたくないから薄目でな!

 

オアシスだと思ってたところがオアシスじゃなかった!!!盲点だった、砂漠の水場マップは複数あったのか、とんだトラップじゃねえか!!!思い込みってよくないよね、くまなく探してないのに最初に見つけた水場が当該オアシスだと思っちゃったよ。先入観や固定観念で人生なんども失敗してるのに、全然学習しないな。落ち込む。

ついでにチョコボイベントもこの砂漠エリアの隣であるらしいと見てしまって(※ちゃんとメノスの村の住人が教えてくれてた)迎えに行きました。

な なんだ!こいつは?チョコボだよチョコボ、知らんのか。お前モグリだな!?

 

擦り込みにより、ダニのことママかと思っちゃったみたいです。かわいい。生まれたてだけど騎乗してもいいカナーッ!?

相談コマンドでチョコボに乗ると、いつものテーマ曲…と少々趣が異なるやたらテンションの高いイントロで始まるチョコボのテーマ!!!スピードもめっちゃ速いし無敵状態だし楽しいーーー!!!これで一気に正解オアシスへ!


【オアシスの洞窟(砂の迷宮)】

アアー、ここなら八の字に通れるよ!やっとたどり着いた…。アマンダ発見、ペンダント返してよ~!

アマンダ「ごめんよダニ、弟を人質に取られて仕方なくやったんだ。でもペンダントをデビアスに渡すと、弟はオウムに変えられちまって…その呪いを解くにはメデューサの血を飲むしかないって」

ダニ「メデューサの生き血…じゃあぼくも手伝うよ」

ペンダント取られたのに快く協力を申し出るダニ(主人公の鏡)。アマンダの境遇も気の毒。

しかしデビアス、とんだ鬼畜かつサイコパスだな!?ダニの元仲間と知ってアマンダにペンダントを取ってこさせたのはまだ分かるが、ちゃんとミッションクリアしたのに弟をオウムに変えて、デビアス実母の血を飲ませたら助かるよ☆とか正気とは思えない展開に持ち込むとは…なんなの…身内や他人を傷つけて楽しむタイプか…?

おかあさんも洞窟に閉じ込められてるわけでしょ、もしかしたらデビアス恨んでるかもしれないから…敵の敵は味方だし、ちゃんと話せば生き血分けてもらえるパターンもあるかも!?よし行こう。アマンダが仲間になった!(あとこのゲーム、生き血でてくるの2回目だな…好きすぎませんか生き血)

 

アマンダへの相談は、石化を治してくれるものだった。…ああ、やっぱりメデューサとは戦う展開か…。

ここ、ミイラ野郎とか武器攻撃効かないやつ多くない!?進路にいたらファイアで燃やすけど、MP足りなくなっちゃうよ(※クリア後に知ったことだけれど、武器が効かないのではなくて「特定の武器しか効かない」が正解だった。序盤~中盤はくさりがまばっかり使ってるから気付かなかったよ!)。

チュートリアル的なマップがあって気付いたけど、ここでブリザド入手して、敵を凍らせてスイッチの上に置いて進むんだね。凍ると雪だるまだ、かわいい~!でも押すだけで引っ張れないのかい!うまい場所で凍らせなきゃね。

迷宮は名前の通り迷宮で、かなり迷ったしマトック&カギが底をつきそうになってどきどきした…回復の泉は助かったな。

 

ボスマップ入ると「いきて ここから かえさないよ!」と問答無用で襲い掛かってくるメデューサ!びびってすぐマップ切り替えるダニ!流れるようにセーブ!やっぱり戦わなくてはならない宿命か…。

ベビースターみたいなやつを飛ばしてくるメデューサ、結構手こずったけど倒せた。くさりがまに血がついたかな~。

メデューサ「生き血もらいに来たんだろうけどそう簡単にはあげないよ!」

ええ~…だる…。再戦コースかよ…。

アマンダ「一滴の血も残ってないよ」

うそォ、あんなに鎌で殴りつけたのに?

ダニ「ひとまず帰って、デビアスに直接呪いを解く方法聞こう」

対話路線か、勝算あるのかな?

 

と、(多分)倒れ込むアマンダ。大丈夫!?

アマンダ「どうやらさっきの戦いで、メデューサにかまれちまった」

お、おお?な、なに、この悲しい音楽…。え?え?まさか…。

アマンダ「あたいのこころは じょじょにまものに しはいされてくんだよ…」

アマンダ「今のあたいの血にはメデューサの血が混ざってる。あたいを殺し…その血をレスターに飲ませてもとに戻してやってよ

 

は、はあああああ!?そうくるの!?やだよ!そんなことできるわけないよ!やめてよ!!!

 

アマンダ「あたいを無駄死にさせる気かい!…もうあんたが獲物に見えてきた、レスターへの最後の愛を、かなえさせておくれよ…この手で、愛する人を殺させるような仕打ちをさせないでおくれよ…」

アマンダが変な色になってる…これはもう…………手遅れ………。

 

もうだめだ。ダニはアマンダに向かってAボタンを押しました。

悲しみの中、アマンダに血をいただきました。

なんて事させるのこのゲーム…。

アマンダの望みを叶えてあげれば彼女は許してくれると思う…というかむしろ感謝してくれるんだろうけど、自分で自分を許せなくて、主人公は一生苦しむんだろうな。折に触れて思い出し、やるせなさと罪悪感に、生涯苛まれるんだろう。

ひどいよ…許さんぞデビアス…許さんぞスクウェア…。


デビアスの屋敷】

アマンダの血ってアイテム扱いなんだ…。装備してオウムへ体当たり。悲願は叶い、人間に戻ったレスター。姉の事をたずねる彼にド直球でお答えするダニ。

しんだよじゃないよもっと言葉を選べよ!

吟遊詩人風のビジュアルだからなよなよしてるのかなと思ったら、姉の死に怒りを感じ復讐に燃えるレスター。ダニと一緒に敵討ちしようね!そしてなんとレスターの相談コマンド、BGM変えてくれるだけだった。意表を突かれた。せっかくだからもっとレクイエムみたいなやつを弾いてくれてもいいんだけど。

 

屋敷ではウェアバスターゲット!杖系かな?と思ったら斧だった、強いぞ。ゲージマックスだとぶん投げてくれるからいいね!

道中の黒魔道士みたいな敵、ワープするからやっかいだった。こいつはFF感あるけど、敵キャラは全体的にファニーな見た目していて、どっちかっていうとドラクエっぽいな。サイズが主人公と同じ大きさで、デフォルメしないとならないからかわいくなっちゃうんだろうけど。

似たようなフロアを行き来するので、マッピング機能あってもすごく迷うな…カギとマトックまた足りなくなってきた、途中で戻るのだけは面倒だからやだな。

 

ボスのデビアス、なんだろう?イカ?どちらかというと醜悪寄りのデザインなんですが、メデューサはNGで、自分のこの姿は問題ないんだろうか。彼のセルフイメージどうなってるんだ。

デビアスの周囲には魔法の玉みたいなのが回ってて、うかつに近づけず苦戦した…(ボス戦大体苦戦してるけど、ここが一番大変だった。5回負けた)。斧ぶん投げまくって何とかやっつけた。

しかしなんと、ペンダントもうないとのこと。部下のガルーダがシャドウナイト様に差し上げるために、奇岩山を飛んでる頃だってさ。

そうかい!でもまあいいよ、アマンダの敵取れたからね!フンだ!!!


【再びジャドの町】

静かな旅立ち。

レスター「行くんだね」

ダニ「うん、でも奇岩山には黒い霧がかかってるし…」

レスター「大丈夫、ぼくのハープで霧を晴らすよ」

ここで静寂に包まれていた町に、清らかな音楽が流れた。レスターのハープ…優しい音色…。霧が晴れて、一気に町に色がついたような感覚。いい演出だな、いままでの無音が生きている。レスターはこの町で、姉の魂を慰めるために、ずっとずっとハープを奏で続けるんだろうな。

ここでダニから重大発表「アマンダがレスターを愛してたように、ぼくにも愛する人がいるからね」

ん!?はづきのこと!?そこまで…そこまで重たい感情を抱いてたのか!?淡い恋心を抱いている程度じゃなくて、愛してるのか!そうかあ…もしかしたらちょっと一方的かもしれないけど、守ってあげたくなっちゃったんだね。


【洞窟~奇岩山】

奇岩山…?じゃないよな。でも進行方向にこの洞窟しかいないし。唐突に出てきたカニ野郎(あんまり強くなかった)倒したけど、大丈夫だったかな?不安になって一度戻って見たけど、やっぱりこっち方向にしかすすめないからまあいいか。

 

洞窟を抜けた先のフィールドを彷徨ってたら、店を見つけた。聖剣伝説、荒野にぽつんと店があることが多いな。カギ&マトック以外にも新しい武器や防具が売ってたりして、飛ばしてしまうと攻略が大変になる。この辺ではダイヤシリーズが売ってたぞ!

奇岩山らしきダンジョンでは、サイクロプスが襲ってきた!さっきのカニもそうだけど、特にイベントなく戦闘に突入するから倒していいんだよね?無意味な殺戮じゃないよね?

トゲトゲ鉄球振り回してるサイクロプス、でかくて攻撃当てやすい上に前後方向にしか攻撃してこないから楽勝だった!しかも戦利品がモーニングスター…これってあれか、攻略サイトでちょっと見ちゃったけどマトックの代わりになるやつじゃん!サンキュー!!!

大喜びでモーニングスター振り回し、壁や敵を粉砕しながら進むダニ、しかしなんとこのダンジョンにはもう1体ボスが…なんでだよ!

スーパーボールみたいに、縦方向に弾むロボットみたいなやつ。何コイツ?でかい割には攻撃当てにくくていやだった。でもサンダーくれたから許してやるよ!さっきも書いたけど、このへんのボスから特にセリフも説明もなく襲い掛かってくるから、何が何だか分からんけど大丈夫なのか心配になる。

洞窟の先のつり橋を渡ると、とうとう悪の総本山・グランス城。もう後戻りはできないよ。


【グランス城】

まさか正面から突破じゃないよな、と思ったらちゃんと地下水路から侵入。

 

攻略大変だった。ちょっと強めの敵が多い、正面からの攻撃防ぐやつとか魔導士系のやつとか…あとモーグリ状態にしてくるヤツ!モーグリになるとアイテムと武器使えないうえに大ダメージ負いやすいな!?逃げ回るしかない。モーグリ=無能状態ってコト!?それとも平和的生き物だよって演出なの?

ボスも強かった…こいつなんだろ、キマイラかな?そろそろアクションの腕前が追い付かなくなってきたかも…クリアできるかな…。

 

ようやくはづきに会えたよ。ごめんね、ペンダント取られちゃったんだ…。でも彼女、怒らなかった。

グランス城なが~~~い!途中に宿があるのとマトックの心配がなくなったのはいいけれども。そしてなんとブラッドソードを入手!これって本家FFでも猛威を振るいまくったヤツと同じ感じ……でした!!!(若干控えめだけど)やったぜ。

 

最上階にはシャドウナイトが。久しぶりだなとか親しげに話しかけてくるがふざけんな!ウィリーの仇だしばいてやる!!!

そして「苦しく危険な戦いになるから…外に出ていてくれ」とはづきへ伝えるダニ。なに勝手にかっこつけてんだよ!はづきちゃんにリジェネしてほしいんですが!?問答無用で始まるバトル。通常の敵キャラと同じサイズで攻撃の当てにくいシャドウナイト、でもそこまで強くなかったので何とか倒せた!倒せちゃった!?あれ?ラスボスじゃないの…?倒しちゃったが…。

 

マナのペンダントを手に入れた。

ダニ「ちがう、偽物だ!」

もしかしてシャドウナイトも偽物だった!?あれ、はづきもいない?…ひとりにするから!どこどこ!?

ダニ「シャドウナイトがいなくなった今、残ってるのはジュリアス…そうだ、滝つぼだ」

ほんとにシャドウナイト倒したんだ!?ていうことは…本当の黒幕は…ジュリアス…!

城の前を歩くはづきを発見したけど、無言だし様子がおかしい。うわ、絶対操られてるわ。追いかけて行くと案の定滝へ。ジュリアス…これはマナ一族パワーで滝をのぼる気まんまんだな。

ジュリアス「もうておくれだよ ダニくん マナのちからは わたしのものだ」

完全に舐めている。傲慢な本性を現したジュリアス…!バンドールの復活を目論み、はづきを小娘一匹呼ばわりして操り、滝登りの呪文を唱えさせた。

追いかけようとするダニを魔法で吹っ飛ばし(3回目!!!)、はづきを奪い去るジュリアス。また誘拐されてしまった…(こちらも3回目)やたら頑丈だけど無力なダニは、またはづきを奪われてしまったのであった…。


【イシュの町】

体が動かない…もうここまでか…薄れる意識の中、チョコボの鳴き声を聞くダニ。

「あそこで人が倒れてるよ 鳥さんもこっちで寝てる」「ガラスの砂漠の熱にやられたのね、連れて行きましょう…」

誰かが助けてくれたみたい。

 

目を覚ますと、ボガードが。あ、忘れてた、生きてたんだ。やっぱりあの時飛空艇から落とされて、ダニと同じくここの家のサラさんに救われたの事。

ボガード「お前も運ばれてきた時はもうだめかと思った」

落とされ慣れてるダニでも、さすがに重傷だったんだ。

ダニ「もう自信なくした。アマンダを死なせ…はづきひとりすら守れない。ジェマの資格なんてないよ」

とうとう心も折れてしまった。当たり前だよ、プレイヤーも無力感に包まれているよ。

そんなダニを、こんなことでくじけてはと叱咤激励するボガード、その言葉をさえぎって珍しくダニが激高。「うるさいな!ジェマ、ジェマって…初めからそんな資格なかった、おだてられてその気になった自分がバカだった!!!」

ダニ「そんなに言うなら自分でやれ、かつてジェマの騎士だったんだから」

ボガード「バッカヤロー!でてけ!」

 

どっちも感情に任せて言い合いしてしまった。ダニはともかく、ボガードはやっぱり年の割には子供っぽくないか?悲しい展開は多くても、ギスギスした雰囲気は初めてで戸惑うな…どうしよう…とても嫌な流れ。

命の恩人・サラさん曰く、ボガードはしばらく歩けない状態らしい。そんな中、ジュリアスの手下が暴れまわっているのを聞くたびに無力感を味わっていた、でも、ダニが来ると信じてた。サラさんはそんなことあまり真に受けてなかったけど、チョコボがその身を犠牲にしてダニを助けたのを見て、チョコボでさえダニが最後の希望だって感じてる…と。

みんな…ダニに重たい期待をかけすぎでは?

 

サラ「チョコボ、もうだめかもしれないけどボンボヤジのところで看病してるから見てきてあげてね」

ついでのように申し渡された深刻な事実。何だって!?この世界は主人公からチョコボまで奪うのか…もう悲しい別れは十分だよォ…。ヒステリーじじいはとりあえず置いといて、行きたくないけどチョコボを見取りにボンボヤジとやらの家へ。

入ると機械音。え?

ボンボヤジ「ほれいっ! チョコボが いきかえったぞい!」

は??????????????

ボン「けがのひどかった下半身をメカにしてついでにホバー機能つけた!名付けてチョコボット!!!」

うそでしょ、ダニのかわいいチョコボに何してくれてんの!?!?この毛玉おやじ、倫理観が欠如してるのか!?!??!最近動物福祉についてもうるせえんだぞ!?正気か!?

 

でもチョコボとお別れじゃなくてよかった…なんかとんでもない生き物にされちゃったけど…うん………………。

ボン「旅に出る前にボガードに謝ってきな」

何で倫理観欠けてるくせにまともなアドバイスするんだよ!逆に怖いんですが!!!

 

無事ボガードと和解しました、若干思うことはあれど、いつまでもギスギスしてたらいやだからね。

マナの力を手に入れたジュリアス、それを抑えられるのは聖剣エクスカリバーを持ったジェマの騎士しかいないんだって。おっ、やっとタイトルの聖剣が出てきた。どうやらボガードのお下がりらしいけど今どこにあるか知らなくて、またシーバのところに聞きに行くようにだって。ボガード、導き手のようでそうでもないな。

 

状況も落ち着いたので、町で情報収集。ここイシュの町は、なんとバンドール帝国があったエリアみたい。帝国時代の遺跡(ダイムの塔など)はこの辺のガラスの砂漠の下で眠っていると。あと衝撃的だったのは、この世界では水上を移動する技術はまだ開発されてないって…空飛ぶ船はあるのにな!?ホバー機能がついてるうちのチョコボが最先端になってしまった。

次の行き先はシーバのいるウェンデル。北の桟橋から東へ、突き当りを北ね。南に行くとアンモナイトの海岸だってさ。と言われたら南に行くでしょう!?


アンモナイトの海岸~ウェンデル】

改造されたチョコボを駆ってアンモナイトの海岸へ。海上を高速で駆け抜ける~気持ちいい!チョコボットさいこー!(手のひら返し)

アンモナイトがある海岸へたどり着いたのでしばらくうろうろしてみたけれど、お店があるくらいなのかな?そしてさっきイシュの町でフレイムアーマーなどを買ったけれど、こっちにはアイスアーマーが売っている…どうしよう、順番的に次のダンジョンはフレイム系を装備していた方が有利なんだろうな…とりあえず持っとくだけで買っておくか。

うろついてるときにモーグリにされた。モグチョコふたり旅みたいでかわいかったので慌てて記念撮影。

 

自分がどこにいるか全然わかんなくなっちゃった。また攻略サイトうっすら見て、ウェンデルの位置を把握して向かう。

しかしシーバ不在。モンスターに襲われている雪原地帯のロリマー国を助けに行ったんだって。戦えるんだ!!!戦えるんだったらさ、飛空艇ではづき連れ去られたときも戦ってくれたらよかったのに!

海を挟んで…雪原地帯どこから上陸するのかしばらく迷ったけど、無事到着。しばらく進むと、寒さに弱いチョコボットを置き去りにすることに。


【カーラ山脈~ロリマー国】

北上していくとダンジョンみたいなところに迷い込んでしまったがここがロリマーなの?凍る床滑る~!とりあえずフレイム系装備でいいのかな。作品によって、フレイム系が氷系に強い場合と炎系に強い場合があるから分からん。

ダンジョン攻略した先、いきなりボス出てきたけど倒していいのかな。シーバどこだろう。とりあえずヘビ女(ラミアかナーガ?)をファイアフレイルでビシバシやる、んんん、頭部にしか攻撃効かない…。

やっとこさ倒したと思ったら「マリリスを倒した」!?

え、マ、マリリス??雪原地帯のボスがマリリス!?FFだと火のカオスだからびっくりした。ていうか何でマリリスと戦ったんだろ、ここロリマーではなかったのか…。

 

ダンジョン脱出してチョコボットと合流して、改めて付近探索したらロリマー国あった!飛ばしてきちゃった。あーあ、マリリス倒す前のセリフ見損ねてしまった…なんだか知らんが皆さんに感謝されてるから、この国を襲ってたモンスターってマリリスだったんでしょう。シーバなにしてたんだろ?

シーバに話しかけるといきなりドクロのカギを渡された。話が見えない。アンモナイト海岸近くの川を上っていくと、浮遊石(!)の荒野があるからそこの洞窟に行けって。聖剣はイフリートが持ってる、ゲットした後にいろいろ話すよって。

一方的だな…。しかし、キーアイテムをイフリートが持ってるのか。大役だな。


【浮遊石の荒野~荒野の洞窟~海底火山】

浮遊石…何か仕掛けか重要な役割があるんだろうか。

上陸してみたらモーニングスターでぶっ壊せるだけの浮いてる石で、特に重要なオブジェクトではなさそうだった。洞窟入ったところのボスは、イカだった。イフリートは?

 

イカ野郎は橋の上から槍でサクサク刺しまくるだけで倒せた!弱くて助かった。クラーケン、こいつが出てきたということはあとティアマットとリッチもいるのかな*3

洞窟出た先にもう一つ洞窟があった、なんか煮えたぎってる…ここにイフリートいるんだな。ダメージ床避けながら探索してたけど、どうしても渡らなきゃならない箇所がある。ブリザド撃ってみるけど消えるわけがなかった。どうすんの?心頭滅却して通るの?と一歩足を踏み入れたら思ったよりもダメージでかい!下手したら死ぬ!!!これ、最短距離で駆け抜けてこまめに回復する…が正解でいいのかな。なんか回避する方法あるんだろうか。

入手したまじんのオノが効かない敵もいる上にダメージ床で覆われてるマップ、いい感じの敵配置になるまでマップ切り替えまくって駆け抜けた。

 

ボスはイフリートだと思うんだけど、全裸で這いつくばってるおじさんフォーム(だいぶ気持ち悪い)とサッカーボールフォームの二形態で、マップを縦横無尽に駆け巡るからなかなか倒せなかった。さっきマリリスからもらったアイスブランド使ってたけどリーチ短くて苦戦、いろいろ武器変えて試してみたけど最終的にはおっさんフォーム時に懐に潜り込んでブラッドソードでつつきまくるという薄汚い手で勝利を収めた!よし困ったらこの戦法で行こう!!!

さびた剣を入手。おっこれが聖剣か~?一応装備してみるが、微妙に攻撃力がある。エクスカリパーよりは確実に使えるが…。


【ロリマー城~封印の洞窟】

シーバ曰く、ダイムの塔を浮上させるには、遺跡の洞窟で聖剣をかざすんだって。ただし、ジェマの騎士にふさわしい人間がやる必要があるとのこと。不安に思うダニ。でも多分大丈夫だよ!

イシュまでボンボヤジの話を聞きに行くと、最強の黒魔法フレアを習得せよとのお達し。封印の洞窟のリッチ倒せば習得できるんだって。さっきシーバが言ってた遺跡の洞窟とはまた違うのかな。聖剣伝説、洞窟多すぎてよく分らなくなってきた。

 

チョコボが改造されてから、けっこうあちこち行き来させられることが多いなぁ。FF式のワールドマップがあれば、もっと分かりやすい&移動しやすいんだけどなあ。

リッチ強い…ドクロ配布してくるし、画面外に出たと思ったら反対側から出現する!やだもう…と言うわけで、懐に潜り込んでブラッドソード戦法で倒しました(アンデットっぽいのに効くんだ)。

ボンボヤジにフレア覚えたよー!って報告しに行ったら、遺跡の洞窟への入り方を教えてくれた。ガラスの砂漠のクリスタルをフレアで破壊せよとのこと。でもどのクリスタルだよ、いっぱいあるんだけど…。

とりあえず数が多いマップのクリスタルにフレア撃ちまくって見つけた。

 

遺跡の洞窟には鏡のようなモンスターがいて、普通に倒そうと思ったらダニにそっくりなオブジェクト投げてきてびっくりした!鏡っぽい攻撃だ~。道中、ドラゴンバスターとドラゴンシールドが落ちてたので、ここのボスは竜なのかな。

と思ったらアントリオンっぽい。というか、ボスエリア入ってびっくり、キラキラダメージオブジェクトに囲まれてるじゃん!ずるいよ!0.5秒で回れ右した。どうしよう。

もう一回マップ入ってみて、やだな、とりあえず様子みよ…と眺めていたら、入室した位置にはボス来ないっぽい…?頭上をかすめていくだけでダニにダメージ入らない。その位置から動かず斧投げまくってたら勝てた。マジか。蟻じゃなくてマンティスアント(カマキリアリ?)だった。

そのあとさびた剣を装備して床に乗っかったら、どうやらダイムの塔が浮上したらしい。ここでさびがとれるのかと思ったら、特に変わらなかった。


【ダイムの塔】

塔はどこ?チョコボットに乗って違う土地を探しまわったけど、結局クリスタルぶっ壊したところの少し下のマップだった。

塔に入ると急にロボット出てきた。マミーシーカー(ミイラ探し機?)、通称マーシー

マーシー「しゅじんはボンボヤジ、わたしおいてけぼり、50年待ってる」

またおまえか!いくら機械とはいえ、扱いがひどいすぎるのでは!?人の心がなさすぎるボンボヤジ!!!

でもロボットは良い子だった、道案内してくれるし相談したらMP回復してくれるって。けなげ…。

このダンジョン、フロアがでかい上に入り組んでいて本当に大変だった!見えてるのに障害物に阻まれて、なかなか先へ進めない。途中、不自然に閉じ込められている牛(何度も斧でぶった切ってしまった)の仕掛けに手こずったな。

ところどころの石碑?を調べると、マーシーが読み上げてくれた。全部読めなかったかもしれないけど、「人々の心が腐ればマナの樹も邪悪に染まる、邪悪に染まったマナの木から濁った水が湧き出て、それを飲んだ人間はさらに心が腐る」というとてつもない悪循環システムを聞かされて引いた。自浄作用ないんかい、これどうしたらいいの?

そしてに「我がバンドール、高度な文明を持った種族を絶やしてはならない、復活を望み最後の希望を滝つぼの洞窟に隠す」という石碑も見つかった…これでジュリアスの全容が見えてきた。

バンドール復活の悲願を一身に背負ったジュリアス。余計な世話だけど、種の存続を願うのならバンドールの女性も残したほうが良かったのでは…いやまあ、男女一組だけでも最小存続可能個体数には足りないけどね。100%バンドール人でなくても、少しでも血を引いていればいいんかな。

主人公の生い立ちが不明なのに対し、(多分)ラスボスのジュリアスは細かく情報が提示されてるね。まあ、この時代のゲームは主人公=プレイヤーだから、あんまり深く設定してないのかもしれないけど。

 

長い塔を抜けた屋上のボスは…竜じゃない、鳥かよ!しかもこいつも、さっきのやつと同じく入場した位置から一歩も動かないで斧投げる戦法で倒せてしまった!ザコ!

やれやれ完全勝利してしまったな…と余韻に浸る間もなく、塔がまた地下に埋もれそうな感じになって来た。逃げるダニとマーシー。崩れる橋。

マーシー「わたし あなたナゲル、そのあとワタシとびうつる」なんて完璧な作戦を披露してくれるマーシー!でもほんとにできるのか?一抹の不安はあるけどお願いした。

 

ダニが着地すると音楽が止まる。あ、やっぱり嫌な予感…。

マーシー「あなた ゆいいつの ジェマ せかいの キボウ」

こ、これは…。何言ってるんだよ早く来てよ。

 

マーシー「わたし ジャンプきのうナシ」

ああああああやっぱり!!!多分助からないんじゃないかなってうすうす思ってたけどやっぱり!遺跡の中で眠るのが本望とか言ってマーシーはそのまま塔と一緒に沈んでいきました。

「またいつか…アエるよ…」と言い残して…(背景が真っ暗な中でぽつりとこのセリフが表示されて、さすがにここで泣いてしまった)。

鬱。


【グランス城~マナの神殿】

悲しいのでもう今日は終わりにしようかと思ったけど、たぶん次ラスダンか?一気にやってしまおうと城に入ったけど、どこにジュリアスいるんだろう。進んでいくうちに、あ、違うわ滝のほうか…と思って戻った。無駄足踏んじまった。

マナの神殿、音楽が硬質。空気が違う。

うろついてるモンスターの中にニンジャがいる!手裏剣飛ばしてくる。こいつとオニの生首だったと思うけど、倒したら源氏の兜と源氏の鎧を落とした!すごい、しかも複数個手に入るんだ…。となると、源氏の盾もだれか持ってるな?と思って片っ端から倒したけれども見つからなかった。

マナの神殿、実質ラスダンだけあって非常に時間かかった。似たフロア&魔法陣ワープで、一度行った場所なのかどことつながってるのかさっぱり。ドラゴン倒した以降のフロアがわけわからなくて、何度も戻ってきてしまった(戻るたびに「ドラゴンをたおした」とメッセージが出るので、あ、振り出しだ…と気づく)。

ゴールかなと思ったフロアにたどり着くも、障害物に阻まれてスイッチ押せない。また戻って別の道探したけれどどこにもつながってない。やっぱりこのフロアなんだ…と戻って来て再び長考。多分あの牛を凍らせるんだろうけど、ブリザドをどうやってあそこまで届けるんだ…なんか一回跳弾みたいに軌道変わったことがあったけどどうするんだろう。もう疲れてインターネットで調べたら「ブリザドは方向キーで軌道を変えられる」ってマジか!知らなかった!!!跳弾だと思ってたやつは、自分で方向キー押してたのか。無事牛さんを雪だるまにして仕掛け解くことに成功。

 

次のボスもドラゴンだった、図体でかいくせにダメージ受ける箇所が小さい(顔だけ?)。ドラゴンバスターで何とかバスターしました。

まだこの先も続くんか~~~神殿ながい~~~~。ワープ地獄とフェイクスイッチを乗り越えた先も、またボスはドラゴン。フタマタに分かれたガイコツドラゴン、強かったよ…。けどマナの神殿を彷徨ってレベル上がりまくったおかげか、攻撃喰らうもHP回復間に合うし、やぶれかぶれの攻撃でもなんとか倒せた。

 

こいつ倒したら屋外のような場所に出た。なんか象みたいなモンスター(ラスダンにしては緊張感のないツラ)ぶっ叩いて先へ進みます。

そうすると、何とはづきママが再登場。

よくここまで来ましたねって労ってくれて、ついにさびた剣をエクスカリバーにしてくれた!聖剣だーーー!

そして近づく決着の時。


【ジュリアス戦~エンディング】

でたなジュリアス!そしてはづき…。

ダニ「はづき!」

ジュリアス「遅かったな、マナの力は手に入れたしはづきはジュリアス・バンドールの妃となった!」

マジかよ、何で女とみると娶りたがるの悪役って!?はづき返して!ダニの愛する人

オバンドール帝国建国を高らかにつげ、悪役らしく「死ねッ!」と襲い掛かってくるジュリアス。ラスボスだー!!!気合い入れてかかるぞ!

 

シャドウナイトと同じく、人間サイズだから的がちいさい…が、3人いる!?どれが本物!?いや、全部倒すのか!!!

結構MP使っちゃったけど倒せた。と思ったらやっぱり変身して再び襲い掛かって来た。

 

ジュリアス「マナの樹の本当の力を思い知れ!」

もう完全に人間を捨てた姿になったジュリアス。マナの力ってこんなに禍々しくもなるのか…。ちなみに仮にこれで勝利を収めたとしても、元の姿に戻れるのか?

でかい体でフロアをまんべんなく動くし雷のような飛び道具も飛ばしてくるしキツイ!!!得意のブラッドソード戦法もあまり効果ない。ケアルとマジックボトル使いまくってなんとか粘り勝ちできた…。終わった…。

間抜けな声を上げてくたばるジュリアス(吐血してるのかな)。正気を取り戻したはづき。よかった、待ってたよ…。ジュリアスは倒した、さあ帰ろう!と思ったら…

ジュリアス「そうはさせん!生かして帰さん!!!」

ええええ!?しつこい!第三形態あるのかよ!!!アイテム全部使い切っちゃったよ…。

 

さっきは筋肉系のビジュアルだったけど、第三形態は魔術師系?魔法飛ばしてくるし瞬間移動するし攻撃が当てにくい…!はづきも参戦してくれてるけど、回復間に合わずあえなく敗退。あー…また最初っからやりなおしか…。

再挑戦してるときに思ったんだけど、これ戦闘中もセーブできるんだよな…でもそんなところでセーブして戻れなくなっちゃったらやだし…仕方ない、ノーセーブの三連戦また頑張ろう。

 

今度はアイテム節約しながらうまく戦った。第三形態が最後のつもりで組み立ててたから、大丈夫かちょっと心配だったけど、正真正銘これで終わりだった。よかった。はづきリジェネとっても助かったよ、ありがとう。

 

マナの樹はジュリアスとともに消えてしまった。同化してたんだろうか…。

呆然とするはづきの耳に、聞きなれた懐かしい声が。「しっかりなさい」

お母さん…。

母「気を落としてはいけません…あなたはマナの樹を守る使命を果たせませんでした」

元気づけてるのと同時に事実を残酷に突き付けてくるな。

母「でも心配ありません、新しい樹を育てればよいのです」

そうなんだ!?よかった。

母「 あなたはマナの種、種から目が出て花が咲き、そして樹になる…そう、あなたがマナの樹になるのです」

いまなんておっしゃいました???え…?はづきが…マナの樹になる…??????(衝撃的過ぎて写真撮る手がずれた)

 

確かにお母さん「マナの種」だって言ってたけど…いやなんか、すごく詩的な比喩表現だなと思ったらことば通りマナの種だったのか!!!そ、そんな…。

母「バンドールの時、わたしもマナの樹を守り切れなくてこの地に眠りました。今までマナの樹となって世界平和を見守ってきました。そう、次はあなたの番です。あなたがマナの樹となり世界の平和を取り戻すのです」

畳みかけるように迫るお母さん……。

母「でも使命は押し付けません、あなたの自由です」

!?付け足すようにそんなこと言われても………。

 

マナの樹って必要なのかな、マナの力は人を狂わせるよ、無い方がいいんじゃないかな。…ああでも人に水を供給してるんだっけ。

どうするのはづき。ダニももうこの時点で返事は分かってるけど聞きたくなかった。

はづき「わかりました…」

ここで流れるタイトル曲。もう確定……。

 

はづき「わたしが最後の生き残り、最後のマナの樹なのです…これが枯れたらその時は世界の終わり…。さあダニ、早く外へ!ここはもうすぐ沈みます」

はづき「心配しないで…わたしはずっとここで生き続ける」

…そうだけどそうじゃないよ、樹になるってことは、人間としての生を終えるってことでしょ?本当に…本当に…本当にはづきはそうしたいのかな…。

 

母「ダニさん、聖剣を持つジェマの騎士として、この樹が悪に染まらないよう見守ってくれますか?」

 

ダニ「わかりました…」

いいの!?やだよ!!!だって愛するはづきとお別れ、いやマナの樹として生き続けるけど…人としてのはづきちゃんとはお別れ…。つらい運命を受け入れる人たち。

 

母「そしてもうひとつ…わたしが人間だったころ、愛してくれたジェマの騎士がいました」

!?

母「ボガードという方です。よろしくお伝えください」

 

や、やめろー!!!ここにきて悲恋に悲恋を重ねるんじゃない!!!なんだこの話!!!つらい…つらいよ…。

 

名前を呼び合い、静かに別れを告げるダニとはづき。

 

「さよなら…

    …はづき………」

 

うあああなんてことだ、ジュリアス倒してハッピーエンドのつもりだったのに……ひどいよ…。暗転しての「さよなら…」は、とてもとても寂しくて心を抉られた。

 

大きな喪失感を抱えたまま、エンディングへ。

 

ジェマ… それは へいわをみまもる あたらしい …マナのめ

マナのめが ふたたび じゃあくに そまれば へいわは えいえんに うしなわれる

だから それを あたたかく みまもっていかなくては ならない

それが じぇまのきし ダニにあたえられた しめいなのだから…

 

マナの一族の人生って何なんだろう、はづきの人生って何だったんだろう。このためだけに生まれてきたのかな。ゲーム中だとさらわれてる期間が長かったし、道具のように扱われ悪事に加担させられてたし、最後にはその身を犠牲にして世界に平和をもたらした…。

マナの樹はもうこれで打ち止め。残機ゼロ状態で樹を守り続ける主人公の責務は重い…。万が一のことがあったら、本当に世界は終わるんだろうか。当代のジェマが老いたら、次に引き継いでくれる人は見つかるんだろうか。マナの樹、接ぎ木などで増やせないんだろうか。

それよりも、こんな終わり方悲しすぎる。主人公もヒロインも、物分かりがよすぎる…。誰も怖いとかつらいとか悲しいとかやめてとか、一切口にしなかった。それが余計に胸に来る。

せめて、お母さんのように霊体みたいな感じで出てきて、会話できるといいな…。

いつかは終わりがくるだろうけど、末永く平和が続きますように。


【雑感(箇条書き)】

ゲームボーイくらいのスペックで作られたゲームだからこその味わいがあった。特にシナリオ。現代の技術で作ると、安易な人死にでチープに見えてしまう。

セリフも最小限でそっけなさを感じるけれど、かえっていい演出だった。

NPCと固有の相談効果が多彩で面白かった(役に立つ奴とそうでないものがあるのもまた良い)。

ギミックや敵ごとに対応した武器・魔法・アイテムで攻略していくのが面白かった。持ち変えるのがちょっと面倒だったけれど。

ゲーム中うすうす思ってたんだけど、序盤に仲間になる赤魔道士がラスボスってFFレジェンズで見たよ!!!ここからとってたんだ…。

換金用アイテムがあったのも面白かった。また攻略中にカギやマトック、回復アイテムを落とす敵がいっぱいいたし、ダンジョンの中にも宿屋があったり、レベルアップで全快したりと親切で助かった。ちなみにたまにカギを落とす敵が出ない箇所もあり、そこでセーブすると詰むところがあったらしい(幸い自分がプレイしているときにはそういう状況には陥らなかった)。

チョコボ改造は引いたが、しゃべらないながらも重要な相棒として重要なポジションを担っていたところが大変よかった。のちのボコに通ずるものがあるね。エンディングに登場したもう1羽は異性かな?

わかってはいるんだけど、どうしてもフレイルとモーニングスターを混同してしまって、武器変える時に何度も間違えた。

本文中にも書いたけど、おなじみのチョコボのテーマが本作ではやたらハイテンションで、あのご機嫌なイントロ聴くたびに笑ってしまった(好きです)。

名前からしてもともと王族ではなく、力で成り上がったと思しきシャドウナイト。奴隷とモンスターを戦わせて大喜びしたり、仮にも国のトップなのに単騎で挑んできたりと、血の気の多いバトルジャンキーって感じだった。ジュリアスにの踏み台にされた形となったな。

序盤でマナの話を言い残したウィリーは、マナの一族だったんだろうか。

そういやどこが初出だったか忘れたけど、キラキラするオブジェクトがあって「わ~アイテムだ~」と思って取りに行ったら即死級ダメージ受けたことがありましてね。分かりづらいよ!キラキラさせるな!子供が触りたがるだろうが!!!

スタッフもFFとかぶっていたし、特に人物のドット絵がどうみてもFFだったので(そりゃ渋谷さんが打ってるんだからそうだろ)FF感はそこはかとなくあった。

 

予備知識ほとんどなしでプレイできてよかった。心に残る作品となりました。

 


 

さすがにオリジナル版のゲームページがなかったのでこちらで。聖剣1~3のオリジナル移植版セットです。オリジナル版の取扱説明書がウェブ上で見られる!

www.jp.square-enix.com

タイトル画面のBGMが流れます…聴いただけで泣いちゃう。

スイッチ買えば3作全部できるのか…そうか…。

*1:余談ですが、ダニはソードワールドノベル大好きな子供だったので、もちろん米田仁士さんの絵も大好きです!!!

*2:初回プレイ時はボタン連打したためか、クリア後に写真撮るため新規で始めたときに初めて見ました

*3:ティアマットはいなかった