ファイナルファンタジーシリーズのクリア時間記録するところ

自分がプレイしたファイナルファンタジーのクリア時間記録用ブログです

【チョコボ】チョコボと魔法の絵本のミニゲーム感想

こんにちは、手すりの赤いダニです。チョコボと魔法の絵本をひととおりプレイしたので、紹介記事を書きました。

 

かわいい世界感だけどゲーム難易度はちょっとシビア!チョコボと魔法の絵本

概要

2006年12月発売のDSソフトで、チョコボが主人公のアドベンチャーゲーム。魔王復活を阻止すべくさまざまなミニゲームをクリアし、同時に仲間たちを救出していくストーリー。

【キャラクターたち】

主人公は、チョコボ牧場で仲間たちと平和に暮らしているチョコボ。プレイヤーの分身であるため、セリフはない。ほかのチョコボシロマにとっても頼りにされている。動きがかわいい。

チョコボシリーズではおなじみのキャラ・白魔道士の「シロマ」は今回も登場。しっかりもので優しい女の子。FF5のレナに似ている。

他の人間キャラはクロマ(人間?)、シド、敵役のイルマ。他は、色や形がそれぞれ若干異なるチョコボやモルボル、テツキョジン、カーバンクルなど見知った顔ぶれがかわいくデフォルメされて登場する。

ミニゲームについて】

ストーリーモードの進行にかかわる「絵本ゲーム」、気軽に遊べる「チョコっとゲーム」、ストーリーモードの要所要所で発生する「ポップアップデュエル」に大別される。すべてのミニゲームは、基本的にはタッチペンで操作する。

「絵本ゲーム」「チョコっとゲーム」は操作・ルールがシンプルで、1ゲームのプレイ時間も短めなので、サクッと遊べる。

「絵本ゲーム」はそれぞれ童話や昔話をモチーフとした話がついている。クリアしたり高スコアを取ることにより「絵本の結末が読める」「絵本に閉じ込められていた仲間を救出(+新たなミニゲームの出現)」「ストーリーの進行」「カードの獲得」といった要素がある。

「チョコっとゲーム」は定められた2ランク(シルバー・ゴールド)のスコアを達成することにより、カードを獲得できる。

「ポップアップデュエル」は対戦型カードゲーム。上記のミニゲームで集めたカードでボスと対戦する。

【その他】

Wi-Fiで他プレイヤーと対戦できる機能もあったが、「ニンテンドーWi-Fiコネクション」のサービスは現在終了しているため、使えない。DSステーションで配布されていたカードは、パスワードを入力すれば現在でも入手可能。

ミニゲーム概要と感想

特定ミニゲームの高スコアを取ることで開放されるミニゲームが多くあり、下手だといくらやっても無理なものは無理!!!でできなかったものはむろん未掲載です。悪しからずご了承ください。

クリア後にも数時間やって、トータルプレイ時間14時間13分、救えた仲間は16/20、カード収集82/122でした。4羽の仲間チョコボはかわいそうだけど、永遠に絵本の中にいることになりました…ごめんね…ミニゲーム難しすぎるんだよ…。

後ろのカッコ内の数字は、当ブログ管理者のコンプ率です。難易度の目安にしてください。


【絵本ゲーム】

サボテンダーアダマンタイマイ Vol.1 岩山のテッペンをめざせ(100%)

カメとウサギのような話。
アダマンタイマイの進行方向・防御モードを操作して岩山を登る。インコースを通れば比較的楽にクリアできる。

サボテンダーアダマンタイマイ Vol.2 げきりゅう!サボテンダーをすくえ!(70%)

アダマンタイマイの進行方向などを操作して川を流れていく。激流すぎてぶつかるので、ノーミスクリアは無理ですが!?

タイタンと豆の木 Vol.1 葉っぱで飛んで雲の上(100%)

ジャックと豆の木のような話。
トランポリンのような葉っぱを設置し、チョコボをぼよんぼよん飛ばしながら雲の上を目指す。障害物(ボム)がいる箇所を覚えればなんとかなる。

タイタンと豆の木 Vol.2 にげろ!かれ葉すべり(70%)

落下するチョコボの下に枯れ葉を設置し、向きを変えてコインを取る。かなり難しかった。

みにくいチョコボの子 Vol.1 まいごの黒こげチョコボ(90%)

みにくいアヒルの子のような話だけど、全体的にかわいそう。
燃えながら逃げ惑うチョコボを虫眼鏡で探す。通った後に火の軌跡が出るので見つけやすいと思いきや、視野が狭いし虫眼鏡も酔いそうな動きをするので結構難しかった。

みにくいチョコボの子 Vol.2 炎の金貨(80%)

水をまとってチョコボの子が作り出した炎を消化し、金貨にする。消火活動に励むよりも、ほかのNPCが拾った金貨を奪う方が勝てる確率が上がるのであんまり気分はよくないかな。

ユニコーンの音楽隊 Vol.1 おぼえて!まねっこメロディ(50%)

ブレーメンの音楽隊やハメルンの笛吹き男のような話。
音楽に合わせて演奏されるユニコーン(ひづめ)・ケットシー(ラッパ)・ドルくん(シンバル)のタイミングを覚えて再現する。リズム感皆無なので全然できなかったかな!!!絵がかわいかった。

ユニコーンの音楽隊 Vol.2 まねっこサバイバー(100%)

音楽隊にゲップ参加のモルボルが増えている。上記のものと似ているゲームだがこちらは対戦相手がいるので、リズム感よりも陣取りが重要(なのでクリアできました!)。

シヴァとイフリート Vol.1 よけて!あつめて!ラサンの実(60%)

北風と太陽がモチーフかな?
落ちてくる炎・氷を避けながらラサンの実を取っていく。徐々に落下速度もあがるしラサンの実と炎・氷が近接して落ちてくるので難しかった。

シヴァとイフリート Vol.2 ひらり!ジャンプでルチルの実(100%)

タッチペンで引っ掛け、チョコボをぶん投げてルチルの実を取る。きれいな軌道で飛んでいくチョコボが気持ちよい。

リヴァイアサン少年 Vol.1 海底!ブクブクダイブ(100%)

狼少年のような話。
壁や障害物にぶつからないよう、タッチペンでこすりながら泳がせる。タッチペンを画面から離さないとうまく行く。

リヴァイアサン少年 Vol.2 ハラペコ!海の王(80%)

魚を捕まえてリヴァイアサンに食べさせてあげる。リヴァイアサンは長いし変な動きをするので難しかった。魚食べたいんなら静止してくれません!?

3びきのポーキー Vol.1 くみたて!パズルハウス(100%)

3匹の子豚のような話。
決められた枠の中に、その辺に落ちているパネルをうまい形ではめていく。初手ででかいパネルを取り、ど真ん中にはめられるかどうかで勝負が決まる。はじっこからではなくて、ほかのNPCの邪魔になるところに置くのがポイント。

3びきのポーキー Vol.2 恐怖のかくれんぼ(80%)

包丁持って追いかけてくるトンベリから生還する。ほかのNPCがやられれば終了なので、クリアするためにはNPCの不幸を願ったり積極的にトンベリの前へ突き飛ばして贄にささげなければならない。
というシチュエーションも怖いし、見つかった時の効果音も怖いし、もう一生やりたくない。

赤ずきんちゃんチョコボ Vol.1 ビリビリ迷路をこえて(100%)

電流イライラ棒だこれ!つんのめるチョコボを制御し、カミナリで囲われた迷路を進んでいく。障害物の動くパターンを覚えれば簡単。

赤ずきんちゃんチョコボ Vol.2 雷雲をふっとばせ!(80%)

ラムウが打ってくる雷ビームから逃げる。単純に見えて案外難しかった。
それよりもさ!エピローグにさ!!!ティナが出てたんですけど!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!ありがとうございます、こんなところで会えると思わなかったからちょう嬉しかった!!!


ラスボス戦

ヴォルグと協力プレイのエアホッケー。ヴォルグが撃ち返す瞬間に一緒に触れるとパワーが増す。捕らわれたイルマに当たるとこちらのライフが減るんだけれど、ヴォルグが結構オウンゴールしまくるので大変だった。本当はこいつ、イルマのこと嫌いなのでは…?これも2度とやりたくない。


ポップアップデュエル

カードゲーム。運要素が強いのかと思ったら、NPCの出してくるカードの種類・順番は固定らしい。ルールは大雑把に書くと、四方に攻撃アイコン・防御アイコンなどが書かれたカードを出し合い、同じ辺に出たもの同士で攻撃や防御の成否を判定するという感じ。
やっているうちにみんな気付くと思うけれど、積極的に攻撃するデッキよりも防御・迎撃型デッキのほうが不利にならない。
カードバトルの演出は、こちらのチョコボも敵も情緒豊かで見ていて楽しいのだけれど、飛ばせないのが難点。カード自体も見知った召喚獣・モンスターばかりで見ていて楽しい。


【チョコっとゲーム】

シルバー・ゴールドとなる基準が定められており、それを達成するとカードがもらえる。大体シルバーは取れたけれど、ゴールドはほとんど無理でした。

ボムのカベ

パネルに記された三角マークの向き・数に応じた次のパネルを削っていく。間違えた時点で終了なので、緊張感がある。

ギリギリゼッペキング

絶壁に向かって滑り落ちるアダマンタイマイをギリギリで止める。制動距離を加味してタッチする必要がある。適当にやったら偶然ゴールド取れました。

イフリートのメテオブロック

詰まれたボム・岩・クリスタルの中から岩をタッチし、うまくボムをみっつ並べて爆発させて、クリスタルを消す。ちょっと難しかった。

ふぅふぅボール

マイクに息を当てて、吹き矢でボールを割る。話はそれるけど、このゲーム近くにいるチョコボが「ラミアたん萌え~!」で、時代を感じる。今はなんて言うんだろう?「尊い~」か?

シドのジョブ当てゲーム

壁の間を通り抜けたジョブがどれだったかを当てる。壁と壁の間はどんどん狭まるし、ジョブごとのカラーパレットが決まっているので色味が似ているし判別しづらい。けれども面白かった!FF3のかわいいドット絵をそのまま使っている点も好き!全ゲームで一番気に入ったかも。

シロマ先生の多いのはどっち?

シロマせんせが黒板に書いた左右の絵、どちらの図形の数が多いか当てる。大きさはばらばらなので、ぱっと見で決めると間違えるし、適当にやっても間違えた時点で終了となるので難しい。

ドルくんのだいぼうけん

マイクに息を吹き込み、ドルくんをふわふわ浮かせたり重力にまかせたり調整しながらチーズを取っていく。New 2DS LLだと真ん中にマイクが付いているため、画面を見ながらやるには少し離れてやる必要がある。よって強靭な肺が必要となります。このゲームだけ、シルバーすら取れませんでした。

チクッとバブル

崖から次々に身を投げてくるサボテンダーをロープでうけとめ飛ばし、泡を割る。すっ飛んでくサボテンダーとはじける泡、爽快感もあっておもしろかった。

モルボルのかくれ森

もぐらたたき。モルボルと間違えてボムをつつくとそこで終了。単純だけどおもしろかった。

コツコツきんのはり

ゴブリンの適当な所をコツコツつついて石化解除する。ゲームが終わってもゴブリンが石化したままのところが、セルフツッコミもしてたしおもしろかった。

マジックポットのツボ

黒ひげ危機一髪。完全に運任せ。たまたま初回プレイ時に一発でゴールド取れた。ちょっと嬉しかったけど、違うところで運使いたかったかも!宝くじか馬券当てたいよ!!!

ドルくんのだいぼうけん2

橋パネルを回転させ、道を繋げてチーズを取る。ちょっとおもしろかった。

シロマ先生のつなげて帰り道

チョコボと家を、用意された道パネル全てを使ってつなげるパズル。ゴールド取れたしおもしろかった。

トードでぴょこん!

襲い来るサハギンを避けつつ、ふたつのハスの葉間をジャンプさせながら音符マークを取っていく。難しい!サハギンにぶっ飛ばされたときのトードの顔に笑ってしまう。

シヴァのアイスブロック

氷で足場を作り、自動で直進するチョコボを導いて実を取る。おもしろかった!時間制限なしでじっくり好きなだけやりたい。

ドルくんのだいぼうけん3

壁に撃たれた杭から杭にワイヤーを渡して登っていく。難しかった。

きけん!デモンズウォール

デモンズウォールに向かって特攻かます、死にたがりチョコボをタッチして止める。FF4のドット絵っぽい!

じゅうけつアーリマン

お目目のゴミをチョコボのふわふわ羽根でとってほしいという要望なんだけれども、明らかに目玉をタッチペンで突いて点数を取るようになっている。痛そう。
アーリマンちゃんかわいい。

ベブズパズル

お題と同じように玉を配置するスライドパズル。おもしろかった!

スタッフロール

偶然画面に触れたときに反応して、えっゲームだったの!?と思っていろんなところをタッチしてみたら、「o」(オー)のみ反応するようだった。びっくりしたけどおもしろかった。


ミニゲーム総括

ゲーム下手には少々厳しいものがあった。ストーリーモードですらクリアできないかと思った…。

上の長い感想を読んでくれた方なら分かるかもしれませんが、チョコっとゲームのほうが「おもしろかった」というコメントが多いのは、報酬がカードだけなので「あ~楽しめた」ってところで辞められるからです。絵本ゲームのほうはクリアしないと進めないし、さらに上を目指さないと仲間を救出できないし新しいミニゲームもできない。強制感がありちょっと疲れた(まあ無理なものは諦めたが)。なんとか救済モードもつけてもらえたら嬉しかったな。

 

残念ながらプレイできなかったチョコっとゲームは、「とんでけチョコボ」「コロコロゼリー」と「かこんで愛のムチ」というものでした。詳細は知らん。

続編では多くのミニゲームが再収録されているらしいので、リベンジしたい!


ストーリーなどの感想 ネタバレあり

魔王の完全復活を阻止するために奔走するが結局復活させてしまったので倒す!という本当にシンプルなストーリーだった。キャラクターも、毒にも薬にもならないようなマイルドな味付けがおおめ。そしてほんわかした雰囲気から子供向けに見えるけれども、ミニゲームの難易度が子供向けではなかった。

ナンバリング作品のBGMの使い方が合っているしアレンジもいい、初代FFのオープニング一枚絵パロディなんかもあり、ファンサービスは充実していた。

敵役のイルマは悲しい過去があったけれども、ミニゲームをある程度クリアしないとその話が読めなくて残念だった!!!日記1と3だけは読めた。

絵本の内容と結末はうまくストーリーやダンジョン攻略とかみ合っているし、童話・昔話とFF要素を悪魔合体させてて面白かった。

クリスタルは、火・水・大地・光…え!?風は!?!?!ってリアルに声が出た。まあいいんですけど…。

最後のほうで、「ダニのタは太陽のタ!」のようなことをシロマちゃんが言ってたので、おや、もしやプレイヤー名によって変わるのか!?と調べたらそうでした。なかなか手が込んでいる!

ラスボス戦のエアホッケーはとても手こずった。10回くらいやったかも…。なにしろヴォルグの自爆が多すぎるし、タイミング合わせて打ち返すのも難しかった。

全体的に楽しめたけれど、絵本ゲームの難易度をもう少し下げてほしかった&キャラクターの掘り下げがもう少しあったら感情移入できたかなと思った。まあそういうゲームではないんだろうけど。


今回プレイしたのはこちら。

www.nintendo.co.jp