こんばんは。神奈川県在住の、手すりの赤いダニです。秋に種をまき、冬に花を咲かせたひまわりのことをまとめました。
寒くても咲くんだね~ひまわり。感動したけれども、厳しい環境で育ててしまってちょっとかわいそうでした(自分で植えたくせに?)。
これは2023年元旦のひまわり。
結果だけ先に書きますと、10月頭に種を植えて12月中旬~翌年2月中旬にかけて咲きました!!!発芽した中でつぼみが開花しなかったのは1輪だけ、ほかはきれいに咲いてくれました。
以下はその過程の写真になりますので、良かったら見てください。
発端
2022年8月末、ファービー連れまわして写真を撮ってる不審者・ダニは、県内某所にひまわりを見に行きました。
ひまわり大好きです。見てると元気が出るね。
あいにく見ごろは過ぎてしまってた上に台風で大部分がなぎ倒されてたのですが、残ったひまわりは色鮮やかに晩夏を彩っていました。晩夏のひまわり、少しだけ寂しくて心に強く訴えかけてくるものがありますね。大好き。
2022年8月27日撮影 ふぁびちゃまもにっこり
そこでダニにしか聞こえないファービーのささやきが、脳内に響き渡った気がしました。「またひまわりが見たい、うちでも咲かせてね。約束だよ」
わかった!!!植えるね!!!
自分の妄想での約束を果たすために、現地で無人販売していたひまわりを買って帰りました。そこには確か「9月に植えれば10月には咲きます!」と書いてあり、ああ、時期外れでもちゃんと咲くんだな、よし!来年まで待つ必要はない、今年植えよう!と思いました。
種まき・発芽
ぼんやりしている間に9月は過ぎ、植えたのは2022年10月頭になってから。まだ半そで着てる気温だしへーきへーき~。と植えたら1週間ほどで発芽、すくすくと育っていきました(写真撮り損ねちゃった)。
毎日水やり楽しいな~なんて思ってたら、2022年10月下旬にはだいぶ肌寒く秋らしくなっていて、これは大丈夫なんだろうか…と不安に襲われました。急に寒くなるの分かってんだろ、何年ここに住んでるんだおまえ?
2022年10月30日撮影 真ん中少し左の青と茶色い鉢がひまわり
つぼみ
危惧した通り、少し暑かった2022年10月上旬~中旬ぐらいまではぐんぐん伸びたのに、下旬以降は成長が鈍くなりました。枯れないでね…と日当たりのいい場所に移したりなんだりで成長を見守っていました。
そしてついに2022年11月中旬、ひとつめのつぼみが!!!やったぜ。
2022年11月20日撮影 順調に育つつぼみ、そして盛夏ほどではないが葉っぱを食べにくる虫野郎がおる
停滞
2022年12月上旬。つぼみはゆるやかに育っている気はするけどけれど、葉っぱに元気がなくなってきた…。色はくすみ、ところどころ黄色い。外もだいぶ寒くなってきたし。
この辺で正気に戻って「こんな寒い中で育ててるなんてひどいな…」と罪悪感を感じるようになってきました。ほんとにごめん、ひまわり。北アメリカ南西部原産のひまわりが、こんな暗く冷たい極東の冬に屋外に出されてるなんて………鬼の所業か…。
ところでひまわりって、いろんな国で「太陽」と関係のある名前をつけられてるそうです。っていうのは有名ですね。日本語でも日に向かう葵だしね、人類誰が見ても「太陽」を感じさせる花、それがひまわり。
開花
2022年12月中旬。おおお!不完全だがつぼみがゆるんでひまわりの花らしきものが見えてきたぞ~~~!!!
2022年12月13日撮影
数日後にはきれいに開花してくれました!やった~~~~!!!かわいい!!!薄汚れた灰色のダニベランダに太陽が咲きました。うれしい!
このあたりから気温0度を切る日も出てきましたので、冷え込む朝夕だけは家の中にしまい、晴れた日の昼間だけ外に出すようにしました。
2022年12月15日撮影 なんとも美しい造形
次々と花開く
2022年内、7つ中3つ開花しました。かわいい~~~。
2022年12月31日撮影 約束が果たされてご満悦のファービーちゃん
真冬のひまわり
2023年1月中旬には7輪咲きました。最初に開花したものは不注意で折ってしまい、もう写真には写ってません。ごめんね…。
2023年1月14日撮影
開花時期が長く、1か月ほどはかわいく力強い姿を見せてくれたけれど、そろそろ元気がなくなってきたかな。寂しい。
残るつぼみはあとふたつ。ひとつは小さくか弱く、もう枯れかけているし、もうひとつはずっとずっとつぼみのまま。もうだめかなあ…。
と思った2023年2月10日。関東で珍しくまとまった雪が降った日ですね、ずっとつぼみだったひまわりが室内で咲いていた!うれしい~~~!!!
翌日の写真。雪とひまわり。
2023年2月11日撮影 真ん中の小さなひまわりがラストひまわり
2023年2月11日撮影 終わりのひまわり これ撮影しているときに隣人の方に見られました 一生懸命ぬいぐるみ撮影してる不審者でごめんな、プライベートスペースだから許して
というか近所の人が見たら分かる風景写真ばっかりだな
まとめと感想
というわけで、秋を越えて冬に花開き、もうすぐ春が来るよという時期までひまわりと共に生きてきました。ラストひまわりはまだベランダで元気な姿を見せてくれていますが、一区切りと言うことでブログ記事にしました。以下まとめです。
- 神奈川県くらいの気温であれば、秋~冬でもひまわり栽培は可能
(おそらく寒くなる前に発芽が間に合えば、そのまま育つ) - 虫に台無しにされにくい
- 寂しい冬の楽しみができた
- 夏の花に冬の気候はだいぶ厳しかったことだろう、かわいそうだった
ですので次は春に植えます!!!咲いてくれてありがとう、ひまわり。
上にも少し書きましたが、春植えだとヨトウムシというくそやろうが寄ってたかってひまわりの葉っぱを食べに来るので、そこは毎日叫びながら排除しないとならないので今から英気を養っておこうと思います!!!
昨今は徐々に暖かくなり日も伸びてきて、春の足音が聞こえてきましたね。寒の戻りはあるだろうけれども、去り行く冬を少しだけ惜しみながら、来る春を歓迎したいと思います!
2023年2月18日撮影 輝ける瞳