こんばんは、手すりの赤いダニです。こちらに続きまして、今回は過去ウィンダス&バストゥーククエストの感想です。
ウィンダス
勇ましいミスラたちやコミカルな役割を担うことが多いタルタルたちが戦い傷つき倒れていくシーンが多く、戦争中だということが生々しく強調されたストーリーだなと感じた。グラフィックの制約上普通に倒れていたり画像なしだったりするけれども、スカリー・Gの同胞死因確認シーンでは、ひとりひとり言葉で表現してくれててプレイヤー側としても非常につらかった。
でも初期のウィンダスミッションとリンクするところも多くて興味深く、またカラハバルハとロベルアクベルの熱さやロマー・ミーゴをはじめとするミスラ傭兵の勇猛さが印象深かった。
あとアジドマルジド好きなんでね!小さい頃の彼が見られて嬉しかったかな!アプルルちゃんはまだいなかったのかなあ。
「ウィンダスがほこるテンサイジ、アジドマルジド!」
かわいい~笑っちゃう。幼くても知性の片鱗と尊大さの萌芽を感じる。
サンドリアのエグセニミルたちと同じで、彼も子供ながら何かしたいという気持ちが強く、真剣に考え行動している姿がいじらしかった。でもやっぱり子供だからね、コルモル先生に怒られて引きずられていく姿は面白かった。色ボケおじさんのイメージが強かったコルモル、ちゃんと先生なんだよね~。
ペリィ・ヴァシャイやロマー・ミーゴは現代と違って猛々しいのはびっくりした。彼女たち、いろいろな経験を経て落ち着いたんだね。熱かったころの彼女たちのほうが好きかな。
FF黒魔って感じのロベルアクベルは、最初の印象から非常に鮮烈だった。
見た目どおり強く、そして冷酷。彼の正体と目的…。
ロベルアクベルのミステリアスな佇まいと独裁的な振る舞い、タルタル内にくすぶる不満、うさんくさく病的な雰囲気を醸し出すレコ・ハボッカ。ウィンダスクエストは真実がつまびらかになるまでは、不安な気持ちでプレイしておりました。いや事情が分かってきた以降も不安だったか。
それはそれとして、心に残るキャラも多かった。
コルモル先生をジュノまで護衛してくれた、どんくさそうなミル&しっかりものでも乙女なティルの傭兵コンビちゃん。
(↑ジュノで文通相手の女子に会えてウキウキのコルモル先生。文通好きだなあ)
モンスターに襲われてるイケメンエルヴァーンを見つけてウキウキで助けるティル、つよい、かっこいい!ミスラがエルヴァーンをイケメンイケメンと言ってるの珍しい気がする。別種であっても、恋愛対象になるパターンはどのくらいあるんだろうか。
本国からきたミスラの面々も頼りになる、何というか関西弁だったり広島弁だったりも相まって、口調が強めで勢いあって面白かった。
猛虎団のギオなんかめっちゃ口悪くてうける。ロベルアクベルに向かって「じゃかしいわ!人馬のドアホの命令や!」とか言っちゃうのね、でも命令には素直に従うという。プロの傭兵だわ(ロベルアクベルは内心どう思ってたんだろ?全く気にしてなかった?)。
そんな彼女たちでも、オスミスラに対してはニャ~ンってなっちゃってるのはかわいかった。いや分かる分かる。何しろネコチャンだし、女性ばかりの中にひとり男が放り込まれたらそうなるよね。大変健全である。
オスミスラは不和の種!なんでこんなに数が少ないんだろうね?
おなかすいてるレコを餌付けして仲良くなったアカダニ。ミスラちゃんたちに嫉妬されちゃう。レコ・ハボッカは本心が読めずうすら気味悪いというか、ロベルアクベルとはまた違う種類の非情さを感じていた。
若き日のシャントット。めがね~!
国外追放されてたんだっけ!?そしてシャントットと言い合いするレコ…怖いもの知らずというか貴重じゃない!?
シャントットは魔導団乗っ取っててさすがだなと思った。ドロンフルンかわいそ。
じり貧で絶体絶命に追い込まれていくウィンダス、数人しか生き残っていない金牛戦闘魔導師団のシーンは壮絶でした。団長のパットナオットナの「 バカもの!魔法が通じねば、剣を取れ!剣が折れれば、拳を振るえ!金牛の魔戦士、意地を見せるのだ!」と生き残りを鼓舞していたのがかっこよかったっていうと軽薄だけれど、凄まじかった。タルタルらしからぬ心意気。現代ではどうしてらっしゃるんだろう、会いたい。
んで前回感想のところでも書いたけど、ヴァレンラール!!!待ってた!!!いつも盾フェイスでお世話になっております!
出番もこのちょっとだけで、その後どうなったのか出てこなかったんですが!?現代でも姿見当たらないけれども、彼はどうなったんだろう?教えて~~~~~!!!
なんとなくどっちかいなくなるのではないかなと恐れていたミル&ティル。
案の定、ティルが犠牲に……。
今までもたくさん戦死してきた傭兵やコブラ兵団の仲間もいたけれども、少女だったティルに魚の捕り方なんかを教えたってぽつりぽつりと話しながらレコに泣きつくロマーの姿を見て本当に心を抉られた。
アジドマルジドとアプルルの父、やっぱり当時からやばそうな人だった。
ウィンダスの主要人物は、カラハバルハは覚悟が決まりすぎてるけどまあまともそう、あとの人は正確に欠陥がある!個性強すぎて面白い。みんな才能あるんだけどね!
んでちょいちょい本物ではないことを示唆されていたロベルアクベル、じゃあ正体はカラハバルハでしょうね~と思ってたら一緒に出るシーンがあってエッ!?違うの?となりました。
だ、誰なのロベルアクベル!?ダニは鈍いので彼が自ら示すまで気付かなかったけれどもやっぱりカラハバルハだった!!!ただしリリスたちの未来からやってきたうえにそっちの任務放棄(?)して自分の信念とウィンダスのために動いている覚悟きまったカラハバルハでした。20年の熟成された後悔をのせて。
「たった一人の女性のために、歴史に楯突き、造反し、小賢しい策略を巡らす愚か者だ」
星の神子はカラハバルハも失いたくないけどウィンダスも失いたくないから断腸の思いでカラハバルハに「ウィンダスを救って」と願った、カラハバルハは星の神子とウィンダスを救いたくてその身を捧げた…というのがダニが知っている歴史、しかし黒き未来ルートでは星の神子を悲しませたくなくてほかの道を探ってフェンリル呼ばなくてじり貧で星の神子が倒されちゃってカラハバルハは深く後悔していた…って解釈であってます!?「たった一人の女性のために~」という発言があるってことは、カラハバルハは国のためというよりも星の神子のために命を賭してたのか。好いていたのか。
戦争も大詰め、ウィンダス勢も完全召喚を成功させるために死力を尽くす。
「オレもたたかう!ウィンダスがたいへんなんだろ、オレもなんかする!」と再び名乗り上げるアジドマルジド。コルモル先生がいたら止めてたかもしれないけれども、父のゾンパジッパは止めない、ロベルアクベルも「……良い。置いておけ。国の危機に、何かしたいと思うのは皆同じだ」と止めない(ゾルクアゾルクだけは止めてたが)。
そんでさ!プレイ上ここが最難関でした!魔法障壁守るやつ~~~!
魔法障壁「Protective Ward」しょぼすぎません~~~!?!?!モンスターが群がってすぐ壊れちゃうんですが!?
ほぼ「たたかう」だけで通してきた脳筋プレイのアカダニでしたが、ここのミッションがどうしてもクリアできずに初めてプレイスタイルを変えてなんとか突破しました(※単にディアガなどを使って敵を集めて魔法障壁から遠ざけただけ)。
アルタナクエストの「星月、その姿は」全然クリアできないうえにマクロが吹っ飛んだ😭魔法障壁弱すぎるんですけど!?
— 手すりの赤いダニ (@mlwjas) 2024年9月1日
範囲魔法でターゲット取るってホーリー撃てばいいってコト?そんな連発できないしなあ(戦士+白魔しか育ててない)#FF11 pic.twitter.com/gae5ZTroP8
並行して、おとなしく黒魔道士をレベル1から育てます…。
— 手すりの赤いダニ (@mlwjas) 2024年9月1日
ロベルアクベルってカラハバルハでは?→あっカラハバルハ本人出てきたから違うのか…→いややっぱり同一人物だけど微妙に違った!そしてその先どうなるの?というのをぜひ見届けたい😭 pic.twitter.com/luS44ApMSF
ソロで何とかなったのでお手伝い募集は削除しました、気にかけてくださった方々ありがとうございます!
— 手すりの赤いダニ (@mlwjas) 2024年9月3日
カラハバルハ…😭😭😭 pic.twitter.com/PdHIvUXdBv
あとは、今のアジドマルジドを作る元となった例のシーンが見られてうれしかった。
「 ……少年、いいぞ。きみたちの手で、ウィンダスの未来を……光を、導くんだ」
ああああこれだ、このセリフ聞きたかった!!!カラハバルハのことは意識してなさそうだったけれども、この激励が契機となって彼に憧れるようになったんだろうね。小さなアジドマルジドはカラハバルハの「未来を、光を導くんだ」という言葉をずっとずっと大切にしてきたんだ。聞けてよかった。
ここからが怒涛のクライマックス、フェンリルとロベルアクベルとカラハバルハが合体して暴走。現状を打破する展開なのか絶望に叩き落されたのか混乱した。
彼らを失ったあとは完全に詰みなのでは、と思ったけれどもそうでもなかった。まだミスラたちも居たし。
んでミスラのキーパーソン、レコ・ハボッカの真意がおぞましかった。
「そう、僕はこの戦争で、実質上ガ・ナボの民を根絶やしにしてしまうつもりだったのさ。幸い、ミスラ傭兵たちは僕の言うことなら何でも聞くからね」
…なんて?
復讐したかったのは個ではなくミスラ全部なのは分かるけれども、好意を向けてくれて戦場で死んでいく彼女たちのことをどう思っていたんだ。最後の最後に復讐忘れたとは言っていたけれども、とんでもないやつだな。ということでレコはあんまり好きじゃなかったかな。
彼はロマー・ミーゴに対してはどういう思いだったんだろうか。
……もしかしなくてもナナー・ミーゴの父はこいつなのか?そっか…。
最後の最後のシーン。
花を捧ぐミル。戦場で散った相棒に向けてだね。これから彼女はひとりで生きていくのか…。忘れない、ティルちゃん。
バストゥーク
戦時中で混乱する中、物騒な殺人事件が連発していたミステリー風のストーリーは面白かった。でも何となくすっきりしなかったりする点もあって、三国の中では一番印象が薄かったかな。
冒頭の、怪しい事件に巻き込まれて何やらよくなさそうなことに手を染めさせられてたところはどきどきしちゃった!
あとやっぱりバストゥークでも、見知ったNPCが出てきてよかった。現代でもバストゥーク所属なので過去でも同様にしたら、所属隊隊長がザザーグだった!ザザーグいいね!いてくれるだけで安心するなあ。
生きてるウェライとでっかいグンパ、そして小さなアイアンイーター(パグダコ)も出てきた!
現代と変わらず、ガルカとヒュームの間柄は危うい感じ。
ガルカたちが反旗を翻そうとしているって流れで、ウェライがこども(パグダコ)に剣を教えてるとかヒュームに難癖つけられてたのはちょっと腹立ちましたね!?戦時中だし別に良くない!?
バストゥークミッションやったのが最初期であるから、アイアンイーターの印象も薄くてなんか真面目そうなガルカだよね~って印象だったけれどもパグダコかわいい!!!人死にあった現場に侵入してるのはびびった。なにしてんの!?お前犯人か!
ミスリル銃士つよめファンだからクララ隊長とお話しできてきょどっちゃう。でもほんと何してんのパグダコとか思ったら、逮捕されたウェライ&グンパの潔白を証明するために頑張ってたんだね。
パグダコのおかげではないけど釈放されて安心。かわいい。
同じくあんまり印象が強くなかったフォルカーだけれど、今回過去バスクエやっていい人だ!!!というのが分かったのは良かった。
若さゆえの勢いと情熱、国や仲間を思う熱い心…フォルカー、すごくいいやつだよお前は…お前がナンバーワンだ!あと現代みたいに前面丸出し装束じゃないところも慎み深くてよかったです。
同じミスリル銃士隊のファイブムーンズが扇動罪でひっとらえられた時、真剣にひっぱたいたり粘り強く説得してくれたのはフォルカーだけ!ほかのミスリル銃士であるニコラウスや同族のザイドや冷たいのなんの。感情に流されないのはいいことだけれど、ちょっとさあ…。
ゴブリンにもいいやつ居た。ブラザリクスさん。
黒鉄の旋風を探すため詳しそうな彼に聞きに行ったけれども、「悪い、情報持ってない…」で終わりかと思いきや!?詳しい友達がいるから定例情報交換会に参加させてくれるって!やさしい!商売人のプライドもあって、頼られたからには手ぶらで返すわけにはいかないぜって思いもあったのかも?
1か月ぶりぐらいにアルタナミッション&クエスト進めてます…ゴブリン変身イベント面白かった。超優良バイヤー・アカダニクス誕生😂ブラザリクスさんいいゴブリンだな、情報買わせてくれるためにゴブリンに変身させてくれるし掟を破ってまで集会に参加させてくれるなんて #FF11 pic.twitter.com/DSN4GdfXDd
— 手すりの赤いダニ (@mlwjas) 2024年8月24日
部外者死刑につきゴブリンへ変身!結局バレたけどほかのゴブリンから情報ゲットして黒鉄の旋風?を滝に落としたが多分解決してないねこれ…。
仲間が情報源として有力で、お金稼げたことを喜んでいるブラザリクスさんほんとにいいヤツでは!?
過去の時代よりもさらに過去の連続殺人事件やクララとザイドの怪しい会話、入り乱れる勢力、いったい誰が誰のために暗躍しているのか分からない状況のところ、なぜかクララが大暴れして正気なのか狂気なのか分からない言動。操られていそうでもあり、当初からそういった思想だったのかもしれなさそう。深まる謎。
「大統領は秘密裏に血盟軍と手を組んでいるのだ」
とか言われると、本当にそうで、真実に気付いて国のために行動しているのはクララだけなのでは…!?と思ってしまった。大統領なんとなく怪しいし!現代だと影も形もねえしな!?
そこでいきなり爆弾を投下するクララ隊長。「殺人鬼だったおまえを救ったのは、この私だぞ……!」
マジで!?自分の部隊を見殺しにしたヒュームたちをぶち殺して周ってたのがザイドだった!ていうかこの状況でザイドを仲間に引き入れたいからって孤立させるような血も涙もない暴露ある!?クララ隊長、国を想うあまり理性が吹っ飛びかけてるのかな!?
こんな状況でも二人を信じているというフォルカー、えっ殺人鬼とか無理なんですけどと普通の感想を述べるニコラウス。まあ後者が普通だけれども理由や状況も汲まずそういうこと言えちゃうニコラウスは仲間意識が薄いんだろうか。というか学者ジョブがここで初めて出てきたとはいえ、どんな理由があって現代にいないのか超気になるけどとりあえずアルタナの神兵クリアしたいからな!余裕がある時学者ジョブ極めよう。
察しが悪いので、クララのご乱心が偽物ゆえなのかひとり真実を背負っているゆえなのか操られているのかよく分らないまま物語は進行。
で、めでたく本物の大統領を襲撃(まあ替え玉だったけどね!?)できたとき、ダニに対してもかなり攻撃的な口調だし人の子呼ばわりしてきたところでようやくクララが偽物か乗っ取られてるなって気づきました!!!おっそ!!!
でもさあザイドも同じタイミングで気付いたんだよ!口調も姿も記憶もクララそのものだから、確信が持てなかったんだね。
大統領「執拗にお前(ザイド)を迎えに来るのは、助けてほしいという彼女の叫びではないのか……ニコラウスとファイブムーンズも懲罰部隊から、外しておく。ミスリル銃士全員で、お前たちの隊長の真実を突き止めよ」
大戦のさなかなのに大統領懐広すぎ!疑ってスマン!!!
大統領のありがたい計らいで、みんなで協力して乗っ取られてたクララ隊長を助けてダニもナンバーゼロのミスリル銃士にしてもらったよ~!大統領スキ!!!ありがとう!
しかし大統領もクララも現代では見かけないけれども、どうしているんだろう。大戦は生き残ったようなのに…。
FF11はいろんなクエストやらないと見えてこないところがあってやりがいがあるね。
というわけでアルタナの神兵感想、あとはメインミッションも書かせてください。今回長くなってすみません(?)。