こんにちは、手すりの赤いダニです。FF15関連作品の感想、簡単にですがまとめました。語彙が貧弱すぎて「よかった」ばっかり言ってます。
自分が体験した順番が
2022年3月 FF15ゲーム本編
2022年3月 ブラザーフッド&アーデンプロローグ
2022年4月 キングスグレイブ
2023年1月 各DCL&MULTIPLAYER:COMRADES
2023年1月 The Dawn of the Future
なので、感想書いた時点で知らない情報があるのでところどころトンチンカンなことを書いてます(プロンプトの正体とか)。まあどうぞお気にせず。
- BROTHERHOOD FINAL FANTASY XV 感想
- FINAL FANTASY XV EPISODE ARDYN - PROLOGUE
- KINGSGLAIVE FINAL FANTASY XV 感想
- 小説 The Dawn of the Future 感想
- 余談
BROTHERHOOD FINAL FANTASY XV 感想
Episode1 「Before the Storm」
マリリス!?!?と因縁あったのか…隣の女性は母親じゃなくて乳母かな。
声はゲームと一緒なのにアニメ絵なので、なんだか新鮮。ゲーム中だと食事シーン(実際に口に入れる行動)が意外と見られないので、ダイナーでの食事やキャンプで口に食べ物運ぶところを見られて嬉しかった。ハンバーガーの野菜ぐらい食べろノクト!!!お母さんも呆れてるでしょ!
BROTHERHOOD FINAL FANTASY XV Episode1 「Before the Storm」/ファイナルファンタジー15 - YouTube
ゲーム中だと動きが早い&操作が必死だったので、アニメでバトルシーン落ち着いて見られて面白い。武器召喚やシフトの表現が分かりやすいし、ちょうどよいスピード感で見ていてわくわくした!効果音もいい。これ無料で見ていいんですか!?!?
Episode2 「Dogged Runner」
プロンプトが運転しとる!免許持ってたんかい。
「運転に集中してくれ」「前を見てくれ」ってちょいちょいお小言かましてくるけど、急ハンドルでコースアウトしたときは「どうした!?」と叱るでなく状況確認&心配してくれるイグニスいいよね…。
BROTHERHOOD FINAL FANTASY XV Episode2 「Dogged Runner」/ファイナルファンタジー15 - YouTube
これプロンプト過去話だった。ああ、小さなころは太ってたからゲーム本編でも気にしてたのか…。いちいち騒ぎ過ぎだよ女子かよ、若いからからそんくらいじゃ太らねえよ~ってプレイ中ずっと思ってたけど、クロウズネスト三昧で子デブだった小学生時代があったわけね…。
ルナフレーナの言葉に支えられて前向きになったんだなあ。よかったね。手紙くんくんする気持ちはわかるよ。ルナフレーナ様、ハンカチの情報から個人を特定して手紙送って来たのは若干怖かったけど!?
ルシスの風景は完全に日本(東京)なんだね。変な感じ。
Episode3 「Sword and Shield」
ガルラ~!今回はグラディオ回なのか。
好奇心だけでノクトに会いにきちゃうイリスかわいい。お兄ちゃん困ってんじゃん!?
BROTHERHOOD FINAL FANTASY XV Episode3 「Sword and Shield」/ファイナルファンタジー15 - YouTube
ノクト、あの年齢で人ができすぎている…あんな風にかばってくれたら、そりゃ好きになっちゃうよね。グラディオがノクトに歩み寄るきっかけになって良かった。とてもいい話だった。エンドロールの曲も素敵。
レギスとノクトの食事シーン、お父さん頑張って息子とコミュニケーション取ろうとしてるけど若干おもねってるなあ…と感じたが、あとで毅然と罰を与えていてそこはきちっとしてるんだなと思った。
王都城のフェンスの向こうは摩天楼。都心の緑地…こ、皇居…。
Episode4 「Bittersweet Memories」
イグニス!?すんげえタワマン住んでらっしゃるなと思ったら、通いのメイドさんでしたか。
あんな高そうなお部屋がこのザマ。溜息。
イグニス怒涛のお小言と、ノクトの気のない返事がリアル。
生活面ではかなり甘やかされてるけれども、次期国王として方々からプレッシャーかけられてて大変だし、このままじゃよくないし自分なりに考えてるんだよな、ノクト。
昔食べたお菓子を再現してくれようとしてるのは、本当に純粋にノクトを喜ばせたいという気持ちからの行為で、無償の愛だと感じた。お母さん…。
タルトおいしそう、テネブラエの果物使ってるっていうのはゲーム中のレシピで分かったけど、レシピないかな?と思って検索したらクックパッドにいくつかあった。いつか作ろうかな。
ジャージ姿のグラディオとイグニスはなんか解釈違いかも!?!!!?
街を歩く男子高校生ズの背景で出てきた看板、ゲーム本編でも出てるやついくつか確認できた!(スピラ証券・オオアカヤ・スリースターズ・ベベルビル?・カズサ□不動産販売・ビビ・オーディンなど)小ネタ面白い。
Episode5 「The Warmth of Light」
1話目のマリリスは放置かと思ったら、ちゃんとここで片付けてた!
やっぱりアニメのバトルシーンはかっこいいな~。夜明け前のようなほの明るさが漂う色彩もよかった。
守ってくれたオヤジはもういないからな、自分がやらなきゃな。しんみりしてしまった…。
BROTHERHOOD FINAL FANTASY XV Episode5 「The Warmth of Light」/ファイナルファンタジー15 - YouTube
枕元にカーバンクルのブローチ?そういえば本編中もアニメもカーバンクル出てこなかったけど…体験版?のみの登場だったのかな?どういう存在だったんだろう、そしてあのブローチは誰かがくれたものなんだろうか。
全体的な感想
ゲームやる前に見たほうが良かったのかも。でもネタバレ避けてたから、5話目でオヤジを思い泣いてるノクトを見ちゃったら、あっレギス死んじゃうんだ…って分かって面白くなかったかも。
各々の関係性や性格などの理解につながるいい映像作品だった。無料で見られるのが申し訳ないくらい…。
ノクトはわがままで不愛想でしつけのなってない子だなと思ったけど、友達ほとんどいないし甘やかされたり重圧かけられてたり大変そうだった。でも子供の頃はまだ素直さと優しさをストレートに出せるようなところがあってかわいかった。ゲーム本編より、ノクトのいいところが凝縮されてたように思う(言い過ぎ?)。
イグニスは、昔からノクトの世話焼きすぎで自分の人生がなくないか?どこでストレス発散してるんだろう。仕事半分趣味半分…というか生きがいなのか。ルシス家はあんまり人件費かけないのかな?生活指導やお小言はともかく、繕い物とかお片付けとかほかの小姓みたいなのつけたほうがいいんじゃないの。イグニスの無駄遣い!!!
グラディオは、まだイレズミ入ってなくて見た目マイルドで良かった。でも大声出すの怖いぞ!そりゃ妹も泣くわ。昔のグラディオは結構お堅い印象があったけど、ゲーム本編では余裕感じられるような雰囲気出しててそれはそれで良い。
プロンプトは引き取った一般家庭にご事情があるのかもしれないけど、半ばネグレクトでかわいそうだった。努力して痩せて見た目が良くなるにしたがって、同級生たちの目も変わってちやほやされ始めて、あれもしかして俺かわいいんじゃない!?って思って調子こいてる感じがよく出てる(ど偏見)。
ところでパーティーに、なぜ一般人のプロンプトがいるんだろう?
公式リンク
BROTHERHOOD | FINAL FANTASY XV (ファイナルファンタジー15) | SQUARE ENIX
FINAL FANTASY XV EPISODE ARDYN - PROLOGUE
DLCやるの当分先だけど、ついでだから見ちゃおう!
古代ローマっぽい。ルシスって日本モチーフでしょ?なら古代日本風にしてほしかったかな!?ソムヌスとかは名前がラテン語っぽいよね。アーデンはよく分らん。
FINAL FANTASY XV EPISODE ARDYN - PROLOGUE - YouTube
アーデン、あまりにも気の毒な境遇だった…ひどいのは弟…ではなく、神か。なぜあんな舐めた性格になったんだろう?気が狂ってしまったのか。
「初代王になるはずだった」とはどういうことか、王になれなかったのにノクトたちは彼の子孫なのか?分家いたのか?と思ってたら、弟の子孫だったのか。
アーデンのDLCは無事リリースされているけど、何か彼に対して救済はあるんだろうか。なさそう。あんまりやりたくないかも…。
公式リンク
エピソード アーデン | FINAL FANTASY XV (ファイナルファンタジー15) | SQUARE ENIX
KINGSGLAIVE FINAL FANTASY XV 感想
冒頭見てて、あれ?実写…?だからゲーム本編と声が違うのか、なんて寝ぼけたことを思ってしまった。映像すごい!びっくりした。
『キングスグレイブ FFXV』 冒頭12分特別公開(日本語ボイス) - YouTube
ニックスがかっこよかった、貧乏くじばっかり引いてそうな立ち位置だったけど。クックリ刀でのシフトブレイク、本家本元の王族よりうまく使いこなしてる!スゲー!って思ったけど、普段ゲームで操作しているのがドヘタなわたくしだったのでそう感じるだけでした。ノクトごめん。
ニックスなあ…生き残ってゲーム本編にも出てほしかったなあ、ここだけで終わりなんてもったいないよ。
アーデンやレイヴスは、顔がリアル寄りになったおかげで現実感が出てて、少し小物っぽく感じてしまった。兄ちゃんはここで腕が燃やされて義手になったのか。指輪は使いこなせなかったけれども生き残った、かませっぽくて気の毒だったけどモブとは一味違うぜ!
王の剣ってめちゃくちゃな組織じゃん。外国人傭兵部隊みたいな感じ?飲み会などして和気あいあいしてたのに、クロウが殺されてかわいそうだった。しかも発見された姿がむごすぎる、ハエがびっしりたかってた。つらい。ルナフレーナ様へ渡そうとしていた髪飾りは個人的なプレゼントだったのか?発信機ついてたから違うか。
グラウカの正体は、仮面割れるまで気付かなかった。ドラットー、ルシス三強に数えられるほどの人だったのに…たまりかねて居たんだな。王の剣やルシスの興りも含めて、とても不安定でもろい王国だったのかな…長年保ってきた平和は限界だったのか。
むかつく警備兵が後で味方してくれるのあるあるだけどいい展開だった。
オルトロスかな?タコうざかった!!!でも映像作品でリアルなオルちゃん見られてうれしかった。
車と高所のアクションシーンが多くて、見ててどきどきした。
ルーナさんは強い…というか恐怖心がないかのような振る舞いが、かなりキマってましたね。さすが神凪。意志が強い。脱走未遂事件の時の、トレンチコート+おさげスタイルがおしゃれで素敵でした。
最後のほうのニックスvsグラウカは迫力あってよかった。背後で怪獣大戦争してたのも面白かった。
この映画の主要人物、だいたい後で死ぬ人ばっかりだった…いい感じで終わったけれども、未来もなんもないよ。指輪が傲慢すぎる。
せっかくなのでオーディオコメンタリーつきも見てみた。印象に残った&初見でまったく気づいてなかったのが
・ダイアウェポンが出てた
・服を着る動作が作るの難しかった(意外だ)
・花火のシーンはヴェルサスのオマージュ
・エンディング後のノクトたちは、声優さんが「出たい」って言って出ることになった
などの点でした。
今回は日本語版で見たから、また忘れたころに英語版で見たいと思います。映画館で見たかったな、機を逃してしまった。
公式リンク
小説 The Dawn of the Future 感想
最後の楽しみにとってあっただけに、非常に良かった。ゲーム本編やった人全員に届いてほしかったこの結末…。まぁまず表紙がいいよね。幸せそうなノクトとルーナ。
開発中止になったDLCシナリオが下敷きになってるので、ストーリーが良いのはもちろんのこと、作者の映島巡さんの文章もよかった。キャラがキャラらしく動いているし、心情が良く伝わる。FF13の小説もとても面白かったし期待通りでした。
聖者の迷い
エピソードアーデンをなぞりつつも、最後に出逢うのがルーナという。
細かい心情を文章で表現されているのが小説ならでは、これでもかと言うくらい心抉られました。本当に気の毒すぎる。アーデン、2000年以上も苦しんでいたのならそりゃあんな風になっちゃうよな…。
あと心情が説明されてるので、うきうきのヴァーサタイルがかわいく思えてきてしまった。なんか敗北感を覚えた。
終わりの始まり
アラネアたちがオルティシエの激務帰りに出くわした帝国の崩壊、退役、そして重要人物との出会い。
精神・肉体ともに限界まで来ている様子に読んでいる方も精神が張り詰めて、非常に緊張感があった。満身創痍になってるアラネアを応援しながら読んでたよ!ノクトたちのように特殊能力がないし、仕事でもないのにダイヤウェポンと戦い、そして勝利をおさめるアラネアすごすぎる。槍でだよ!?ゲームでやりたかった!!!
断絶したかと思えたエルダーキャプト家の血が残っていたのもびっくりした。繰り返しになるけど、ゲームでこの展開を!見たかった!!!
ビッグスやウェッジ、そしてロキのことを少し踏み込んで理解できる話で面白かった。ロキももったいなかったな、もっと本編でも出てほしかったね。玉砕は肯定しかねるけれども、その姿や助けられた事実は、ソルの心に残っていてほしい。
自由への選択
ここから完全に、ゲーム本編とは違う結末を迎えるんだ…といった感じで読んでて高揚した。
蘇ったルーナと成長したソルのふたり旅。本編での男4人旅との対比だったんだろうけど、まあそんなのんきな世界ではない。でもゲームでやりたかった!!!カードゲームで遊べたのかな?デスゲイズやサファイヤウェポンと戦いたかった!ルーナ強い!けど、アーデンと同じくシガイ吸収能力をつけられてしまってぎょっとした。クソバハムートめ!!!
「超然としていて芯が強くぶれない」というイメージだったルーナの、頭固すぎてポンコツなところ(バイクの食糧捨てちゃうとことか)や焦り叫びもがき苦しむところ、個人的な願いを口にするところなどが見られて面白かった。
ソルがアラネアを母と呼んで慕っていたというのに、胸がぎゅっとなった。こんな希望のない世界でも、助け合って生きてきたんだね。ビッグスやウェッジもソルをかわいがってるようで良かった。イフリートもよかったね、人間(?)に使役されてる状況がかわいそうだったしそんな姿見たくなかったので。
アラネアがシガイ化→ルーナがシガイ化のコンボでうっ…となったけれども、いやぜったいこれハッピーエンドだから大丈夫大丈夫って自分に言いながら読み進めました。
最後の剣
王の帰還!なまいきな剣神をぶっ倒せ!!!
王都城やシガイ化したルーナが中空へ浮かび、テラフレアをぶっぱなして五神が受け止める…文章で読んだだけでもスケールでかすぎてわくわくした(しつこいけど、やっぱりゲームや映像で見たかった)。
何と言っても、あれだけひどい境遇にあったアーデンがルーナのおかげもあり考えを変え、弟とも何となく和解し、あっち側のバハムートを倒すという役目を果たしたのが良かった。泣いた。終わりよければすべてよしじゃないけどさ、救いがあって良かった。
ゲンティアナこと氷神シヴァの優しさにも胸がしめつけられた。彼女とルーナのつながりはとてもよかった。最近のFFはロクな神がいなかったけれども、五神、特にシヴァは別格だった。ゲンティアナだいすき、ありがとう。
エンディングの夜明けでゲーム本編のクリア後タイトル画面を思い出した。本当に読んでよかった。
草葉の陰から見守り、祝福しているレギス(とレイヴス)視点の話も入れてくれてありがとうと思いました。レイヴスは生きていてほしかったな…。
読み終えた直後の感想↓
公式リンク…スクエニe-STOREだと品切れだったのでこっちで
https://www.amazon.co.jp/FINAL-FANTASY-Dawn-Future-NOVELS/dp/4757561083
余談
これで、鑑賞できるFF15関連作品は全部楽しみました。…と思ったら、ポケットエディションがまだ残ってた!やるのはもう少し先かな?
リアルタイムでプレイしてた人たちとは評価が異なるだろうけど、わたしは好きですFF15。セブンネットの予約特典だったキングステイルやりたいなー!!!
上のブログでも書いたけど、最初から本編に組み込んどいてくれ!特に小説版の結末!!!本当にもったいない。これを全FF15プレイヤーが見れば、きっと全員納得しただろうに。まあ販売戦略とか完成時期とかいろいろ事情はあったので無理だったんだろうけどさ。あとヴェルサス版も見てみたかった。キングダムハーツで再現じゃなくて本とか出してくれませんかね。
ゲームは仲良し4人でキャンプしたりモブ狩ったり釣りしたり楽しかったよ。故郷がえらいことになってるんで遊んでる状況じゃなかったけどね。そこはね。料理も全部おいしそうだった。再現してみたい!
キャラクターはね、関連作品も鑑賞した上だとやっぱりアラネアが一番好き!かっこいい。
ノクトたち4人もよかったけれど…正直、リアルにいたら苦手なタイプだな。ほら繁華街で騒いでる陽キャグループっぽいじゃん。ビジュアルが特に怖い、黒ずくめで派手な髪型。わたくしのような日陰で生きてるものにとっては近寄りがたい人たち。コンセプト通りのキャラになってたね。
ノクトは人見知りして壁を作るタイプだし、イグニスは美形だけど険がある(メガネ外すと和らぐからメガネの形のせいかも)し柄シャツ怖い、プロンプトは実は繊細でおとなしいけど一見すると軽いヤンキーだし、グラディオはどう見ても反社、タンクトップとタトゥーが怖い、女性にはモテるだろうけど対等に見てなさそうな空気がある(←完全に言いがかり)。しかしまあ全員キャラクターとしては好き!!!イグニスになりたい!(妄言)料理と車の運転うまくなりたい!!!
リアルとファンタジーの匙加減が絶妙で、不思議な気持ちになるゲームでした。情景は美しかったし、声優さんの演技も塩梅が良かった。バトルはわたしにとっては難しかったけど、シフトが楽しかった。FF15のおかげでキャンプに興味がわいて、久しぶりに野外に泊まった。ありがとうFF15。