ファイナルファンタジーシリーズのクリア時間記録するところ

自分がプレイしたファイナルファンタジーのクリア時間記録用ブログです

【FFCCRoF】プレイ記録や感想【ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル リング・オブ・フェイト】

こんばんは、手すりの赤いダニです。先日シングルプレイのみクリアしたファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル リング・オブ・フェイトのプレイ記録と感想を清書しました。CCシリーズ初プレイでした!

これまでのFFCCシリーズと赤ダニ

第1作目CMで流れていた「カゼノネ」と作品のビジュアル・そして任天堂ハードというイメージから、童話や絵本のような世界観かなあという漠然とした印象しかありませんでした。あとは複数人でわーわー遊ぶタイプなんだろうなあという感じ。

しかしひとりで遊べる&携帯ゲーム機で遊べるやつはあるんだろうか?とちょっと調べてみたらあるじゃんということで、第1作目を飛ばして第2作目の「リング・オブ・フェイト」を買ってみました。


プレイ時期とクリアまでの時間

2023年7月下旬~9月上旬
14時間40分(シングルのみ・1周) Lv.43

マルチは8時間くらいやったけど未クリア!


プレイ記録や感想

【キャラクターについて】

しょっぱなからキャラのどたばたを見てもまだ感情移入できていない段階だったので、「誇張されたキャラクターばっかでアクの強い作風だな…これ耐えられるかな…」と引き気味だったんだけれど(失礼)、進めていくうちにモブも含めてセリフが面白いので好きになりました!

まあ「能天気なユーリィ&おてんばガールなチェリンカ」が、過酷な運命と月日の流れで「真面目でひたむきなユーリィ&言葉を失ったチェリンカ」という成長を遂げたことが大きいかも。子供の頃の無邪気さとの対比がきいていて、心が痛んだし応援したくなった。

ミースはなぁ…どぎつい口の悪さは笑っちゃうけれど、なでなでされて幼児か愛玩動物のようになるのだけは最後まで慣れなかった。まあにぎやかで面白いキャラでした。にぅぅぅは子ミスラっぽい、ぴぎゃーとか見てて飽きない。ひとりレラ・シエルで待ち続けて、双子と再会したときのシーンはよかった。ちょっと泣いた。リルティ族はモブも血の気が多かったんだけど、そういう種族なのか?チワワみたい。

アルハナーレムが一番好きなのである。老獪なのかなと思ったら、意外とすっとぼけたところもあって面白かった。ナッシュもステレオタイプの野生児だけど、素直さもあってよかった。彼だけシナリオ的に門外漢っぽいんだけれど、深刻な話の中でそれが一種の清涼感になっていた。ハラペコキャラ。

無難な感じで済ませそうな町の人々のセリフも、なかなか毒があったり滋味があったりで面白かった。ショタコンっぽい鍛冶屋のおねーちゃんはちょっと気持ち悪かったな。豹変する門番やセルキー&リルティの幼馴染、アルテミシオン一行(愛!)とかいい味出てました。クリスタルが禁じられた時の魔石屋は「FやB、T」とか「○ーション」とかイニシャル&伏字で話していかがわしい雰囲気が出てて笑った。悪ノリしてんな。

モーグリのデザインはもふもふでかわいい!そういえばチョコボはいなかった?敵キャラも、ムーやベヒモスはいたけれど、ザ・FFって感じのトンベリサボテンダーモルボルなんかはいなかったなあ。CC世界には存在しないんだろうか。

ラスボスよりもクー・チャスペルの存在感が大きかった。RoFではイベントシーンの要所要所にボイスが入るので気分が盛り上がるんだけれど、特にクー・チャスペルの笑い演技は鳥肌が立つほどすごかったです。

んでラスボスのガルデス。最後の処遇は驚いた。残酷すぎない!?死ねないうえに不毛な展開を延々と繰り返す輪につっこまれてしまった…やったことに対する罰としてはまあ…とは思うんだけれどいくらなんでもそれは…。せめて死なせてあげてほしい。いつか救われるといいんだけれど。

 

【ストーリーやエンディングについて】

神殿に襲撃されたところから一気に雰囲気が変わった。重すぎる。

「さようなら、おとうさん」を双子&ラトフ、テテオ&王様の2パターン見せられて憂鬱になった。こどもがかわいそうなのは見ていられない…。

 

最後のほうの話は結局、並行世界がたくさんあり、その一つとして理想の世界を作り出したってことなのかな?

ユーリィはひとり元の世界から違う世界に来たけどアルもミースもナッシュも知らない人で、でもそんな世界で死にそうになって、お人形みたいに笑わないチェリンカに命を救われて、彼女の思いの残滓みたいなやつと力を合わせて一番いい世界を想像して、子供に戻ってやり直した、と解釈しました。とすると、もともといた世界のユーリィ一家は全員死んでしまって、残されたアルたちは一生喪失感を抱えて生きていくことになるんだろうか。

歴史の改変は最大のタブーだけれど、ユーリィたちは新しいルートを開拓しただけなのでセーフなんだろうか。

 

細かいところでよく分らない展開(子供時代のチェリンカ→成長したチェリンカの間は行方不明だったのか自宅で寝たきりだったのか、アルはなんでクリスタルに閉じ込められてたのか等)やラストの解釈があってるのかどうかというのがよく分らないんですが、もう1周やれば理解深まるんだろうか。でもダンジョン攻略が大変だったから、当分はパスしたいなあと思いました…。

 

【グラフィック・音楽・演出・システムについて】

グラフィックはきれい。オープニングムービーもかわいいね、レヴァナント・ウイングっぽかった。

キャラクターのドット絵もかわいらしい。音楽も全体的に心地よく良質でよい!

要所でフォントを変えてくるのが、緩急きいていてよかった。

最初理解できてなかったけれども装備品をレシピで作れるのが面白かった!見た目も変わるので、可愛いコーデ試したりできていいね。↓お気に入りのコーデ。

 

【アクションについて】

難しかった!アクション苦手!!!ググったが「ちょうどいい難易度」って書かれてた、これ子供はクリアできるのか?と思ったけれども、意外とキッズのほうがこういうの得意だから余裕なのかもしれない、というかわたくしがどんくさいだけか?とにかく足場から落下しまくった。カンも鈍いので仕掛けが解けず、延々と同じフロア彷徨ってた。ほんと大変だった。落下で残機減るようなペナルティではなかったのでそれは助かった。

アイテムや魔石もボタン押さないと拾えないのめんどくさい~接触しただけで回収にしてほしい!と思ったけれど、拾って投げたり足場にしたりするからってのに気付いて納得した。ナッシュが仲間になってから二段ジャンプしまくりだったので、アイテム等を踏み台にできるのに気づいたのはマルチプレイ時でした。おっせ。

魔法を重ね掛けするマジックパイル難しい~!敵動いちゃうのでほぼ不発だった。敵の攻撃魔法に重ねるのなんて全くムリムリ。できる人はできるんだろうねこれ!

キャラのステータス見たり装備変えたりアイテム取り出したりはタッチパネル操作をするようなので、ちょっと手間でした。錬金術は面白かった。

 

仲間キャラはいてくれて助かるけど、全体的におバカさんだな!?戦闘においてもあんまり役に立ってないし、仕掛け解いてる間に画面外で落下しているんでしょう、ばしゃんばしゃんと落ちてる音がしてアホすぎて笑った。

ボスも強い!ラスボスも強いし動く物体多すぎて?処理落ちしてるし、やっと倒したと思ったら最後どうすればいいのか分からなかった。復活するんじゃねえ~!!!

 

マルチプレイについて】

マルチはクエスト難しい!キャトルミューティレーションとか意外過ぎて笑った。一人じゃなかなか追っつかないよ~。猫ちゃんもぶん投げたら変な方向に行っちゃうし、難易度高め。

マルチプレイはクエストを延々と繰り返すのかと思ったら、シングルみたいにダンジョンを順次攻略していくんだね。あ~~~ダンジョン攻略大変だからもうやりたくなかったんだけど…と思いつつも、最初のほうのいくつかは何とかクリア。しかし幽世で本格的に詰まって、「クリア時の爽快感」と「この苦痛から逃れる安堵」を天秤にかけ、後者が勝ったので諦めました。もう少しアクションゲームがうまくなったら再挑戦できるかなぁ…。

王様が弾け過ぎてびっくりした。インターネットで調べたら、テテオちゃんが生きてるから?らしい…テテオ生きてるのか、よかった…シングルプレイでは「どの世界でも生贄になる」って言われててかわいそうすぎると思ってたので。

レベ・ナ・テラに徐々に人が戻ってくるのもよかった。鍛冶屋のちゃっぴーだれだよ!!!お前!!!平和すぎてうれしい。ユーリィ一家の後日談が見られたのもよかったけれども、並行世界から来たユーリィが子供を演じているという描写がちょっと不穏に感じた。いやハッピーエンドなんだけどね、なんかね。

 

【まとめ】

クリスタルクロニクルシリーズは世界がつながっているらしいので、どうせだったら第1作目からやればよかったと思いました。でも次はエコーズオブタイムやります!!!


公式はこちら

www.jp.square-enix.com