ファイナルファンタジーシリーズのクリア時間記録するところ

自分がプレイしたファイナルファンタジーのクリア時間記録用ブログです

●寄附をしてみよう!ついでに確定申告もするか!

「文化的な生活」カテゴリは、ゲームばっかりやってて物知らずなわたくし赤ダニが、新たに得た知見を自分と同じくらいのレベルの方々に向けて書きつづったものです。原始的な暮らしを脱却し、よりよい生活を目指すどなたかのお役に立てば幸いです(つまり現代において十分な社会経験を積まれた皆さんにとっては、当然のことしか書いておりません)。

一般的な会社員が寄附をキメて気分が良くなったついでに所得税の還付を受けるためにマイナンバーカードとスマホとパソコンを使ってe-taxで確定申告する話です。汎用的な確定申告の手引きではありません。同じパターンで寄附・税金還付を受ける方の参考にはなるかもしれません。

この記事はこんな人におすすめ
☆寄附という善行を積んで気持ちよくなりたい人
☆働いて納めてる税金を少しだけでも還付してもらいたい人
☆(寄附や確定申告が未経験で)新しいことに挑戦したい人

ちなみにダニの場合、令和3年において寄附した額は33,000円で、所得税還付は12,619円になりました。やったね!

簡単な手順

  1. マイナンバーカードを作っていない場合は作っておきます
  2. 寄附をして特定分野や社会に貢献して晴れやかな気持ちになります
  3. 寄附後~翌年1月くらいまでに寄附先より領収書が届きます
  4. 確定申告をします
  5. 還付金が振り込まれます(2に戻る)

寄附金はそんなでっかい金額じゃなくてさ、数千円~数万円でも大勢の人が参加すれば大きな力になるので、金額の多寡は関係ありません。なんて偉そうなことを書きましたが、それを決めるのはあなたやわたしではなく寄附先ですけどね。きっと少額でも喜んでくれるはず!!!自分の生活に無理のない金額が一番だよ!(税金還付対象外だけど、募金箱に小銭を入れるのだってもちろんいいよね。ただ最近は銀行で硬貨受け入れる際には手数料かかるからね、寄附先によっては喜ばれないのかも)

それじゃあ詳しく書いていきますね。

寄附のメリット

  • 労せずして達成感・満足感を得られる
  • 何となく確定申告ができるようになる・所得税の還付が受けられる(場合によっては住民税の控除も受けられる)

どこに寄附する?

寄付先は、国とか自治体とか公益社団法人とか認定NPOとかいろいろあるけど、寄附金控除対象になっているところから好きに選びましょう。

www.nta.go.jp

www.nta.go.jp

特にないよって方へのおすすめは、自分の悔いや過去の恐れを癒せる寄附先を探すことです。ダニの場合は昔まあまあな貧乏で、なんとか衣食住は確保できていましたが、未だに当時のつらかった生活を夢に見ます。一歩間違えれば家なき子だったな~…ですので路上生活者の支援をしている認定NPOへ寄附をしています(ちなみにダニは現在億万長者ってわけではなく、何とか安定した職についてるだけでスーパー安月給!!!年に数万円くらいしか寄附できません)あとは県や市の条例で指定されてる寄附先だと、お国から所得税の還付が受けられるだけではなく、お住いの自治体に払う予定の翌年度住民税がちょっと控除されてダブルで嬉しいかもね!居住地自治体のウェブサイトをチェックだ!

寄附はインターネットを通じてクレジットカードなどで払うのが楽ちんですね。えっクレジットカード持ってないって?あなたが若くて何も問題ないのだったら、なんでもいいから好きなの1枚作っておきなさい。めったに使わないなと思っても作っておいた方がいいよ。あなたが若くなくて(具体的にいうと三十代後半~)今まで一度もクレカ作ったことない、もしくは一般的なクレカ審査に落ちまくっているというのなら、デポジット型のクレジットカードに申し込んでみてください。先に金を預けなければならない&年会費かかるけどさ、作れるかもよ!?

こことかいかがかな。

www.lifecard.co.jp

どうしてもクレジットカード作れないって人は、銀行振り込みで寄附だ!インターネットバンキングでもATM振込でも窓口振込でも好きにしな!振込手数料がかかるよ(災害義援金等の振込だとかからない場合もあり)。

注意点としては、クレジットカード決済だと決済システム上寄附先に資金が行くのが決済日の数か月後になり、寄付金の領収書が翌年付けになるところが多いこと。つまり、寄付金控除の確定申告ができるのが翌翌年になるということです。翌年に確定申告キメたい場合は、10月くらいまでに寄附を済ませましょうね。

寄附しました?そうしたら気分が良くなりましたね。よかったね!自己肯定感も爆上がりしたかな?あなたは偉い!よっ大統領!!!この後しばらくしたら、寄附先から寄附金証明書かそれに類する書類(ようは領収証)が来るから、大事に持っておきましょう。もしかすると、翌年1月に届くかもしれません。それはなぜか?

確定申告とは?

この国では、自分で稼いで得たお金をまるまる自分の懐にいれるのではなく、そこから所得税」という税金を納めなければなりません。決まりです。所得税がない国もあるってさ。

確定申告とは、1月1日~12月31日の1年間で得た稼ぎに対する所得税を計算してお国に報告・納税する儀式です。やったことないの?勤め人の多くはやったことないはず。毎月会社が適当に天引きし(源泉徴収)、引きすぎた分は年末に還ってきて、わ~い臨時収入だ~となるアレがあると思います。これをやってくれるから、確定申告は特に行わないでも納税の義務は果たせてるので安心してください。

確定申告のもうひとつの役割は、寄附をした人はそこからさらに所得税を還付してもらうことができるんです(あとは医療費払いまくった人とか)。やったね!たとえ少額でも物は試しよ、確定申告して税金還付してもらいましょう。

わくわく確定申告(事前準備)

用意するもの

まだマイナンバーカード持ってないの?今後どうせ必要になりそうだから作っておきましょう。ついでにあなたが「顔写真付き身分証明書」(運転免許証やパスポート、身障手帳など)を持っていないなら、必ず作ったほうがいいと思う。通知カードはお持ちかな?それを握りしめていい顔作って、街中の写真証明機に突撃しましょう。

as.chizumaru.com

www.dnpphoto.jp

家の近くにありましたか?

ちなみに大抵の証明写真機って2回ぐらいしか撮り直しできないけれど、電子マネー決済にすると料金後払いなので、2回撮って気に入らなかったら金を支払わない!そうすりゃノーペナルティで撮り直しできますよ!!!後ろに人が待ってるとき以外は好きなだけ撮り直ししてお気に入りの顔をきめようぜ!!!

証明写真機から直接申請→家にできたよ通知が届く→自治体に受け取りの予約をする→受領で、自分は数か月くらいかかりました。最近はもう少し早いのかな?

マイナンバーカード受領時に「署名用電子証明書」という英数字6~16ケタのパスワードと、「利用者証明用電子証明書」「住民基本台帳用」「券面事項入力補助用」という数字4ケタの暗証番号を設定します。いっぱいあって混乱しますが、うしろのみっつは共通の暗証番号でオッケーなので、

  1. 署名用電子証明書」のパスワード
  2. 利用者証明用電子証明書」&他ふたつの暗証番号

実質2種類のパスワード・暗証番号を設定することになります。設定後、パスワードと暗証番号を書き留める用の紙を交付されましたが「えっ!?パスワードを書面で残すとか…ITリテラシー低すぎじゃん!?原始人か!?」とイキってメモしませんでしたが、もう数日後にはなんて設定したか忘れましたね。強がらずにメモしておくことをおすすめします。その後のメモは適切に管理しようね!(ちなみに数回までは間違えて大丈夫なので、ダニは無事正解を導き出せました)

ここで設定したパスワードと暗証番号は後で使うからね!

うきうき確定申告(1)~(6)まであるよ

国税庁のサイト見ても、納税させる気あるのか?と思うほど情報があふれていて整理されていません。さては原始人には納税させる気ゼロだな?何度読んでも意味わからなかったところは適当に流しました。難解な情報を整理するのが大好きだという奇特なあなたは、どうぞ隅から隅まで見てみてください。

(1)確定申告の方法
  1. 昔ながらの手書きで申告書を記入し税務署へ提出(完全アナログ)
  2. 国税庁の確定申告書等作成コーナーというウェブページで作成したのち出力、書面で税務署へ提出(デジタル&アナログのハイブリッド)
  3. 国税庁の確定申告書等作成コーナーというウェブページで作成し申告・納税(完全デジタルでウェブ完結)=e-Tax

昨年のダニは、ウェブで申告書を作り税務署の時間外受付ポストへシュートしてきました(デジタル&アナログハイブリッド)。今年からはなんと!スマホをカードリーダー代わりにできる&マイナンバーカードを作成済みなので、3のウェブ完結で現代人を気取りたいと思います。上記で3のとこだけe-Taxと書きましたが、e-Taxとは「インターネットで国税に関する申告や納税、申請・届出などの手続ができるシステム」なので、2も半分はe-Taxを利用していることになりますね。

(2)自分の装備でウェブ完結確定申告できるかな?

さっそく自分のスマホでアプリ使えるかマイナンバーカード読み込めるかチェックしてみましょう。

faq.myna.go.jp

www.jpki.go.jp

↑「対応機種についてはこちら」から確認

どうでしたか?ダニの2017年発売スマホは無事エントリーしてたので、凄まじく古いスマホじゃなければ大丈夫じゃないですか?(てきとう)

(3)スマホでアプリを導入&パソコンで受付システムにログイン

さて、おとなしくマイナポータルアプリを導入しましょう。今のところ確定申告以外に使わなさそうだから、無駄にアプリ増やしたくないところではありますが。今後に期待。

play.google.com

マイナポータル

マイナポータル

  • デジタル庁
  • ユーティリティ
  • 無料

apps.apple.com

スマホでアプリを導入出来たら、パソコン戻りましょう。スマホ一貫手続き予定の人はスマホで多分大丈夫じゃないかな。次はこちら↓

www.e-tax.nta.go.jp

マイナンバーカード方式とは」は読みたければ読んでください、んで少しスクロールして「利用するための手続き」の「受付システム ログイン」画面へをクリック→マイナンバーカードでログインスマートフォンで読み取りをクリックすると二次元バーコードが出るので、スマホのマイナポアプリで読み取りましょう。そしてここで例の「利用者証明用電子証明書暗証番号を入力だ!4ケタ数字のやつね!そしてマイナンバーカードをスマホに優しく重ねましょう。ここでパソコンに戻ると、「受付システム」とやらにログインできてますね。おめでとうございます。ちなみにここの「受付システム」は、その名の通り「受付システム」であり、ここから所得税の申告等はできません。わ~~~もう疲れちゃったね頭が痛いよ(早いな)。これはただ単に「e-Taxを利用するために利用者識別番号を取得する」儀式のようです。

そして今行った

  1. 二次元コードスマホマイナンバーポータルアプリで読み取り
  2. 4ケタの暗証番号もしくは6~16ケタのパスワードを入力
  3. スマホマイナンバーカードを読み取り
  4. パソコン作業に戻る

という一連の流れは、あとで何度かやることになります。逐次分かりやすい案内が出るので問題ないかと思いますが。

気持ちにまだまだ余裕のある方は、↓のリンク先の3.手続きを行うソフト・コーナーを選ぶを見てみましょう。まぢもぅ無理…な人は見なくて大丈夫だよ。

www.e-tax.nta.go.jp

多彩なソフト等を用意してくれてますね!すごいや国税庁!!!ソフト名と利用可能手続き欄を見てみるとわかりますが、いかにも「e-taxソフト」なんて所得税の申告・納税できそうな名前してやがるわりには、それができなくてがっかりです(ダウンロード版はできます)。今回の目的においては「確定申告書等作成コーナー」以外はトラップなのでスルーしましょうね。

(4)いよいよ確定申告書の作成

↓これが正解の選択肢だ!!!初見で分かりました!?わかんねーよ!!!少なくともダニは分かりませんでしたあ!!!

www.keisan.nta.go.jp

作成開始をクリック→一番左のマイナンバーカード方式をクリックしましょう。

  • データは途中で保存できるので、心配な人&飽きて後日にしようって人は適宜保存しましょう

令和3年分の申告書等作成分所得税連携しないで申告書等を作成する→右下の次へ進むをクリックして進みましょう(今回の場合は、大体の人はマイナポータルと連携しても意味ないです)。

利用規約読むの好きな人は読んで概説をダニにも教えてください。利用規約に同意して次へ!

んで画面の案内通り、さっきもやったけどスマホでマイナポアプリを起動して二次元コードを読み取り、暗証番号を入力、マイナンバーカード読み取りしてパソコンに戻ります

「入力された利用者識別番号に該当する情報がありませんでした」とか言ってくるけど次へ行きましょう。「申告書等を作成」をクリック。

ここからは画面に出た導きに従って入力していくだけです。あなたの生年月日入力、e-Taxにより税務署に提出するに決まってんだろ!給与以外に申告する収入がある人は正直に答えてください。ダニと同じく単なるサラリーマンで副収入もない人は、

  • 「給与以外に申告する収入はある?」→いいえ(不労所得欲しいなあ)
  • 源泉徴収票は1枚?」→はい
  • 「年末調整済み?」→はい
  • 「いずれかの控除受けたいの?」→はい(寄附金控除を少々ね!)
  • 「年末調整の変更する?」→いいえ
  • 「予定納税の通知受けてる?」→いいえ

になるはずです。こんなに質問攻めにあったの、アキネイターと遊んだ時以来じゃないですか?

次へ進んで書面交付されてる源泉徴収票の内容を入力します。原始人でも文字や数字が分かれば自力でできる!めちゃくちゃ分かりやすい図解が出てくるので、その通りに入力していくだけです。入力しながらお給料の低さにがっかりするけど何とか生きてます。

次の画面では見慣れない表があなたを威圧してきますが大丈夫、さっき入力した数字が入ってるだけなのでさらに次へ進んでください。

いよいよメインイベントの所得控除の入力です。盛り上がってきましたね!「寄附金控除」横の入力するをクリック。また画面の案内通りに入力してみましょう。寄附金の種類が若干分かりにくいんだけれど、寄附先のウェブサイトや寄附金証明書をよく見て該当するやつを見つけてください。意外と難関。

その下の「該当するものを選択してください」は、上でもちょっと触れましたが、お住まいの自治体の条例で指定されている寄附先だと住民税控除があるので、それで聞かれています。地元関係の寄附先だとけっこう該当しますので、一回調べてみましょう。繰り返しになりますが、今やってるのは所得税という国に納める税金の話なので、住民税控除はまた別の話です。さらに得するかもしれないって話です。

入力が終わって次に進むと、ご親切にいくら控除されるか計算してくれます。ややこしいけどこれは還付額じゃないですよ。所得控除か税額控除か有利な方を勝手に選択してくれますので、ありがたくお任せしちゃおう。大体の人は税額控除になろうかと思います。

所得控除と税額控除の違いについて

  • 所得控除は、所得税の基礎となる金額から控除
  • 税額控除は、計算された所得税の金額から控除

となります。消費税で雑にイメージすると、本体価格から割引する方が所得控除、消費税まで計算された数字から引くのが税額控除って感じですかね。概念としてはあってます!?

まあ細けえことはいいんだよ!次の表かその次の表のどちらかに、さっき計算した数字が入ってるはずです(所得控除か税額控除で出てくる場所が違う)。

そして次の画面で還付される金額は○○円ですというお知らせを賜ります。どうですか?思ってたよりも多いか少ないかは個人の感想によるでしょうが、なんだか嬉しいですね!余裕のある人やパズル好きな人は、下の表でどういう計算になってるか見てみると面白いよ。

次の画面は住民税関係。該当する人は入力してね。

(5)還付先の指定

もう少しで終わりだよ!頑張ってください!あとは還付先の口座や住所等を入力します。「公的給付支給等口座の登録有無」が必須になっていて一瞬「は?」と思いましたが、登録が必須なのではなく有無を選択するのが必須でした。キレてごめんね。

どういうものなのかというと、「国民の皆さまが金融機関にお持ちの預貯金口座について、一人一口座、給付金等の受取のための口座として、国(デジタル庁)に任意で登録していただく制度」だそうです。

www.digital.go.jp

勝手に引き落とされたり残高見られたりはしないようなので(当たり前か)、ダニは素直に登録しておきます。

次の画面では、公的給付支給等口座の指定をした素直な人はマイナンバーを入力してください、指定しなかった人は現状スルーもできます

次、案内に従って帳票表示・印刷ボタンからPDFファイルを保存しましょう。送信前の確認用なので、一応様子がおかしいところがないか見てみましょうね。ダニは特に確認してません。今まで入力してきた自分と自動計算を信じてるよ。

(6)データ送信(申告)儀式

オッケーだったらe-taxの利用可能時間外ではないかどうか念のため確認し、その下の項目はデフォルトでいいえになってるので一度目を通して、マイナンバーカード認証方法の変更も二次元バーコードになってるから問題ないですね。次いこう。

ここでは2連続で、例の二次元バーコード読み取りでどうのこうのをやります。入力するパスワード・暗証番号が違うので注意!

1回目は「署名用電子証明書」のパスワードだよ。今回の手続きで初登場。英数字6~16ケタのやつね。

2回目は今まで何度かやってきた暗証番号4ケタ。

いよいよグランドフィナーレです。潔く送信しましょう。「正常に送信が完了しました」全クリですわ!送信票等印刷へ進みましょう。帳票表示・印刷ボタンクリックでPDFをダウンロードしましょう。さっきの確認用で保存したPDFファイルと同じ名前なんですけど、別物です。

次へ進むと来年用に入力データの保存しておくことをおすすめされますので、その通りにしておきましょう。

ついでにアンケートにも回答しようかな!?あとはお金振り込んでくれるのを待つだけ!これにて終了!お疲れさまでした!

手元に残った寄附金証明書等について

最後に保存したPDFファイルの1ページ目をご覧ください。確定申告書を税務署に物理提出する場合は寄附金証明書はもちろん添付しますが、e-Taxの場合は提出省略できます。画像データすら送らない。つまりは完全自己申告制なんですね。いいんか?

ただし5年間は保管義務があって、税務署からお尋ねがあった場合は提出や提示しなければなりません。よっぽどのことがない限りは税務調査来ないと思うけれど、記念にお手元残るということで、額にでも入れて飾っときましょうか!?

おしまい

読んでくれてありがとうございました。なるべく正確な情報を載せるように心がけておりますが、人間なので間違いもあるかと思います。ここを参考にする場合は申し訳ありませんが、自己責任でお願いします!