【FF11】ヴァナ・ディール徘徊記録9　ウィンダスミッションクリア - ファイナルファンタジーシリーズのクリア時間記録するところ

こんばんは、手すりの赤いダニです。

プロマシアの呪縛クリア→ウィンダス移籍して少しプレイしてから（2022年11月26日）FFオリジンDLCとクライシスコアFF7Rを挟んだので、およそ2か月ぶりの起動（2023年1月30日）になりました…どこまでやったかすっかり忘れちまった＆アシストチャンネル利用権が復活してるー！

まあそんなこんなでウィンダスミッションクリアしました！*1。＋ウィンダスクエストは出来そうなものだけ。

ウィンダスミッション全体的な感想

噂に聞いてた通り、ウィンダスミッションとっても面白かった！

最初は話が全然見えなくて、「なんかわからんが反体制的荒くれタルタル（アジドマルジド）が、保守的な国が気に入らなくていろいろ引っ掻き回してるのかな～」くらいの感想だったんだけど、20年前の出来事や星の神子や英雄の秘密が明らかになっていくごとにストーリーに引き込まれて行った。まあ、あっちこっち移動することが多くて時間かかったが（ホームポイントから天の塔、微妙に遠い…）。

そして何よりも、NPC含めてキャラクターの個性が際立っていてとてもとても良かった。

ジラートの幻影はクリア済だったので、タルタルと言えば怯懦か…怯懦ねえ…という気持ちで臨んだものの、何かと苛烈でトリッキーなタルタルがいっぱいいたので予想外でした。主に5つの院関係者だよ！院長＆元院長はおかしなのばっかり！！！（好きです）シャントット博士はディシディアなどで知っていたのでもともと好きだったけれど、それに加えてアジドマルジドが気に入りました。かっこいい～！

ミスラは気ままなネコチャンタイプと森の戦士タイプの両極端で、前者タイプは笑っちゃうようなキャラが多くて印象深かったなぁ。

ミッションは主にラコ・ブーマ隊長のところで受託してたんだけど、ここのソラ・ジャーブちゃんは完全にネコちゃんでいつも言動おもしろかわいかった。「ウィンダスは昼寝はオッケーだし、遅刻はあたりまえにゃ」とか言ってるけどマジで！？実際多少は怒られてそうだけど、本人気にしてないだけじゃないか！？

ミーリ・ウォーリ（タルタル）を寝ぼけて噛んじゃうミスラさん（名前読み方分からん）、このふたりセットで面白い。たまに口調が変わるのが気になるけどね。

ナナー・ミーゴにはバカにされてはめられて腹が立ったけれど、スターオニオンズ団のキッズにいいようにやられて間抜けな姿を見てから少し好きになりました。

個別のキャラについて

【アプルル】

「お兄ちゃんなんか死んじゃっても知らないんだから！」みたいなセリフとか特に、タルタルの見た目も相まって幼い感じがする。院長だから成人してるとは思うんだけど…いくつなんだろう。

お兄ちゃんが牢にぶち込まれたときには星の神子に直談判していたし、牢を破って兄を助けようとしていたし、なんだかんだ言ってお兄ちゃん大好きでかわいかった。小さなころはきっとお兄ちゃんの後を追いかけてばっかだったんだろうな～とか想像してしまった。

彼女の父と違って、カカシたちをかわいがっているようなところもいいよね。

【アジドマルジド】

タルタル全般に言えることだけど、小さくてカワイイ見た目からのギャップのある言動がインパクト大。

↑一人でヤグードの根城に乗り込んできつそうに座り込んでるけれども、「よぉ」とかフランクに話しかけてくるアジドマルジドさん。

序盤～中盤。自信過剰でプライドが高く、やや乱暴でいろんなところを引っ掻き回して掟に反する問題行動ばかりかと思われたアジドマルジドだけれど、「ウィンダスを救う！」という理念が分かってから、ひとりで戦う熱い男なんだなあかっこいいなあと思うようになった。アジドマルジドが好きになってからが物語も面白くなってきたところなので、彼の存在はでかい。かっこいい！

口の院の皆さんも、アジドマルジドには困ってる風の発言もあるけれど、なんだかんだ言って信頼しているような雰囲気があるよね。人望有るんだ。

シャントットにしごかれていた時代をぜひ見たい～！

【セミ・ラフィーナ】

セミはほかのミッションやクエストで知ってたけど、ウィンダスミッションでは何というか…ああ、こんな感じのキャラだったのか…と思った。お役人みたい。秩序を乱すものを許さないマン。守護戦士なので仕方ないけれど、何かと押さえつけるような物言いでなんか苦手でした。

タルタルに育てられたミスラという存在、森の区のミスラたちから陰口叩かれてるのも本人は分かってるだろうから、かわいそうな立場だなあとは思った。彼女の出自に関しては別のクエストで明かされるらしい。

【星の神子】

穏やかに見えるけれども、事なかれ主義で怯懦の塊なザ・タルタル！

一番怖かったのが、アジドマルジドを闇牢にぶち込んだこと。単なる謹慎か～？と思ったら、ウィンダスの人々から語られる闇牢（魔力を吸い取られて死んだ人がいるとか）の凄まじさに、え、そこまでするのか？とぞっとした。

また冒険者に対して、罪を償うためにヤグードの武闘会へ出ろと言った同じ口で「私を恨んでいるでしょう。けど言わせてください、どうか気を付けて…」と付け足したり、「罪を許しましょう」と言った口で「満月の泉で見聞きしたことは口外しないで、お願いです、私を裏切らないでください…」と弱弱しく懇願する不安定さ。明らかに何かを隠していて、何かに怯えているのは分かったけれども、真実に蓋をして明かさなかった期間が長くて心証が良くなかった。

フェンリルに滅ぶと言われたとき、「私の側には、とても強い人……カラハバルハがいた」のセリフが、深く突き刺さった。カラハバルハがいなくなってから、ひとりで…いや守護戦士たちもいたけど…ずっと耐えてきたんだね。

【シャントット博士】

アプルルもシャントットの生徒だったんだね。厳しめな態度ではあるものの。牢破りに手を貸していて、シャントットの人間味のある部分を見られて楽しかった。

「院長たちを全員巻き込んであげましたから、アプルルだけが厳しく罰せられるようなことはありませんことよ」なんて、彼女の口から出るとは思わなかった。自分の事しか考えてないキャラだと思ったよ～。ますます好きになりました。

【モジジちゃん】

コルモルのスケベ心に付け入り要員（？）で生み出された存在！めっちゃくちゃ笑った。セージャルゴダルと耳の院関係者の二段構えにもまた笑った。

ミッション進行・展開について

【2回目のやつ】

バストゥークでもやった獣人拠点を三か所周るやつ、大変だったんだよなあ。でも今回はイベントアイテム類を持ってるから多少はラクで良かった！！！レベルも99だしね～～～ほかのところも比較的サクサク進行できて助かった。

30年前の調査隊の話も、聞くの二度目だからようやく落ち着いて内容読めた。ラオグリムとコーネリア以外も亡くなったって…そういえば理由は分からずじまいだったな。この先のシナリオで明かされるんだろうか。

【進行不能？】

闇王を倒した次のミッション、アジドマルジドからの依頼。満月の泉に入るには、ウィンダスの連続クエストの消化が必須だった。え～～～！早く先の展開を知りたいのに！長いのも大変だったけど、なにより最初の「買い出し部隊」で躓いてしまった。ゆで卵手に入らねえよ！？

ゆで卵が手に入らないのでウィンダスミッションが進められない😭（満月の泉に入れない）まいにち競売所を血眼で監視するしかないのか…#FF11 pic.twitter.com/GKqbRNk6iH
— 手すりの赤いダニ (@mlwjas) 2023年2月4日

またもやツイッターで泣き言漏らしたら、ご親切な方が「自分で作るといいのでは」と教えてくれました。そう、調理スキルゼロでも作れるんだねゆで卵…！確かにリアル調理スキルゼロに近いダニでも、ギリゆで卵作れるもんな。

ツイッターにいる先輩冒険者の皆さま、本当にありがとうございます！！！また助けてね！！！（他力本願）

というわけで、苦労してたどり着いた満月の泉。先に居たアジドマルジドが重大な真実に迫ったところで、セミ・ラフィーナに現行犯逮捕！！！ええ～？一体何がダメだったの？星の神子は不都合な真実を隠そうとしている？

アジドマルジドが牢屋にぶちこまれてしまった。物語が佳境に入って来たぞ～～～！というこの辺が、個人的には一番先が知りたかった展開でした。

【手間がかかるイベント】

ヤグード武闘大会は、レベル99のAkadaniからしたらヤグードなんてザコ！！！秒で倒して来てやるわ！と瞬殺したのは良いものの、勝者の証はここじゃなくてオズトロヤ城にあんの！？と驚愕した。ばかやろうここに持ってこいや！！！面倒くさいなあ…ブルシットジョブ作るなよトリ公。手間や時間を掛けさせるデザイン、FF11はこういうところが多いのが少し気になる…仕方ないけど。

【真実や禁忌】

ヤグードの匂わせやアジドマルジドの言動から、カラハバルハの召喚はとんでもない禁忌だったんだろうか？とわくわくしたり、「第6の院」の存在、トンベリから告げられたタルタルの真実、ホラーなイルクイルの手記、蘇る死者とカラハバルハの思惑など、後ろ暗い真実が見え隠れしているお話ってオタクなら好きだと思うんですけど、もちろんダニも大好きで、楽しかった。

牢破りをするということは、予想だにしなかった。ガードやシャントットがアプルル（とアジドマルジド）に肩入れし、冒険者と共に天の塔に背く展開は熱かった。共犯者だ～！こういう連帯感が、ウィンダスのみなさんに対する共感を生むんだ。シナリオ作り上手！