こんばんは、手すりの赤いダニです。サントラの話です。
ファイナルファンタジーI・II 全曲集（ALL SOUNDS OF FINAL FANTASY I・II）、オリジナル版のサントラですね。ピコピコ三和音が心地よい。
全曲集と謳っているくらいだから全曲入ってると思われます。それどころか最初と最後にはシンセサイザーアレンジのメドレーが各1曲ずつ、容量の関係で使えなかった4曲も出血大サービスで収録されています（うち1曲は、後々FF6で再利用されていますね）。全49曲。
特殊な曲以外は1曲1分前後（2ループぐらい）で最後はフェードアウトとなっています。街やフィールド曲はループして流すから分かるんだけど、宿屋泊まった時の曲もフェードアウトするんでちょっとおかしい感じがしますがご愛敬。
ジャケットは赤い剣を掲げるフリオニール、その裏にもフリオニール（多分）がプリントされています。裏ジャケは、ディシディアで言うところの角の長いウォーリアオブライト＆王女様のイラスト。中には三つ折りをさらに二つ折りにしたサイズの紙があり、表はカラーでFF2メインキャラ・FF2世界地図・モンスターが載っています。イラスト個々は小さいけどたくさん載ってて楽しい！裏面はモノクロで、ノビヨこと植松伸夫さんの陽気なコメントと小さくフリオニール（多分）のイラスト、スタッフ一覧と使用機種、さらに「オープニング（FF1）」「メインテーマ（FF2）」の楽譜まで載っているというサービスっぷり。
どの曲も旋律がしっかりしていて実にメロディアス、BGMとして背景に徹しているわけではなく、1曲1曲がそのゲームを構成している重要な要素だなと感じます。どれもこれも印象的。特に好きなのはマトーヤの洞窟、店、反乱軍のテーマ、王女の誘惑らへんです。FF1もFF2もメインテーマ（フィールドマップ上の曲）が存在しますが、対照的で面白いです。
1988年発売。CDの寿命は短いと30年くらい…と聞いて、いつまで再生できるのか心配であります。まあ全部パソコンに取り込んであるけどさ。
中古ならまだ入手できるみたいです。
