1992年12月発売
キャラクターが飛び跳ねたりフキダシが出たり、感情表現が多彩になり見ていて楽しい。敵のドット絵も前作より緻密になり、さらに迫力が増している。
また、仲間になるキャラは前作より減っており、じっくりと育成できるようになっている。
後述するようにFF5は「ジョブシステム」がメインであり、ジョブごと・キャラクターごとに描き分けられた様々な衣装やアクションを見るのも楽しみのひとつである。ただ、そのドット絵と天野喜孝さんのイメージイラストとゲーム中のキャラが全く似てない人が多く、めちゃくちゃ頭が混乱するぞ!
序盤のストーリー
風のクリスタルが砕け、異変を感じ取る人々
一方黄色い鳥と旅をする主人公は、ある日大きい衝撃を感じ野次馬に行くのだった
主な各バージョン
バージョン | クリアまでの時間など |
SFC版 オリジナル |
|
PS版 オリジナルをほぼ忠実に移植したもの。ちょっとだけムービーが追加された |
移植当時、友達から借りてプレイしました |
GBA版 移植版 新ジョブなどが追加された |
35時間 バッツの最終レベル47 |
ピクセルリマスター版 スマホやsteamに移植された最新版 |
★その他、VC版(3DS)、PSP移植版などがある 旧スマホ版は現在入手不可
★追加ジョブ・追加ダンジョンが楽しめるのはGBA版・旧スマホ版のみ
バトルシステムや特徴的なところ
ランダムエンカウント方式、パーティーメンバーは4人。
前作から引き続きATB*1。いつターンが回ってくるか、ゲージで確認できるようになった。今後しばらくはこの形式がスタンダードとなる。
ジョブシステムが目玉。FF3にあったものと近く、いろんな固有能力を持ったジョブに切り替えて進めていく。またジョブごとに「アビリティ」と呼ばれる特殊能力が習得でき、「白魔法が使えるナイト」「踊る赤魔道士」などが作れる(※何を言ってるか分からない感じですがゲームやるとわかるよ)。
キャラクター紹介
【バッツ】鳥の相棒と旅をする、さっぱりした性格の主人公。ゲーム中のドット絵がFF1戦士やFF3ナイトに酷似しているけど別人。ピアノの才能がある。
【ミド】シリーズ名物「シド」の今作における孫。おじいちゃん大好きでカワイイ。イメージイラストでは彼がメガネキャラで、ドット絵だとシドがメガネキャラ。
寸評
シリーズ中で一二を争うくらいのカラッとして比較的クセのない主人公のおかげか、ゲームの全体の印象がとても明るい。ほかのキャラたちもどこかすっとぼけた味があり、悲惨な展開を伴う中でもおもしろ言動でこちらを和ませてくれる。キャラ同士の関係もさわやかで熱く、セリフも分かりやすくシンプルで、低年齢層ユーザーを意識していたのかもしれない。
タイトルデモでも、そういったFF5の雰囲気が良く出ているので、タイトルロゴが表示されたらしばらくおとなしく待ってみましょう。
また、ジョブとアビリティの組み合わせによる「自分の考えた最強キャラ」を作り出すことができるので、やりこみ層にも楽しいゲームである。
旅・風・探求。軽やかで清々しい。
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*1:アクティブタイムバトル。主にそれぞれの素早さで攻撃順が決まる