(2025/12/11 更新)
(2025/10/19 更新)

1988年12月発売
前作とストーリーのつながりはなく、アイテム等の固有名称や一部要素のみが受け継がれた作品*1。キャラクター成長方式は前作と大きく異なり、本作独自のシステムが採用されている。
仲間キャラクターにはデフォルトネームと個性があり、物語の進行に応じて一部メンバーが入れ替わる。
戦闘画面は前作のような敵・味方の仕切りがなくなり、広がりのあるレイアウトとなった。勝利後の演出*2、厚みの増したBGMなど、ハードはファミコンのままながら表現面が強化されている。メニュー画面に顔グラフィックが表示されるようになった点も特徴。
シリーズの象徴的な存在である「チョコボ」、飛空艇と関わりの深い「シド」が初登場するのも本作。
序盤のストーリー
パラメキア帝国が世界征服を進める中、主人公たちは追撃を受けながらも辛くも逃れ、反乱軍に保護される。しかし避難の際、ひとりの仲間が行方不明となっていた。
主な各バージョン
いろんなバージョンがあるので系統図を作りました。全部ではないけれども概ね網羅されているはず。

| バージョン | クリアまでの時間など |
| FC版 オリジナル ゲームの仕組みを理解していないと難易度が高い |
ずいぶん昔にクリア クリア時間の記録なし |
| 移植版(VC版) オリジナルをほぼ忠実に移植したもの 3DSやWii Uでプレイ可能 |
42時間(攻略サイト利用) |
| リメイク版(WSC版) グラフィック・音楽をきれいにした移植版 プレイしやすくなった |
発売当時にWS本体同梱版を買ってクリア(クリアデータ消失) |
| リメイク版(PS版) WS版とほぼ変わらないけど、美麗なオープニングムービーが追加された |
ムービー見たくて買ったので未クリア(ムービー中のキャラクターデザインがイラストやドット絵と全く異なっている。こうていがやたら美しい) |
| リメイク版(GBA版) WS版をベースに更にきれいにした移植版 追加シナリオあり |
●本編21時間+追加ストーリー5時間 ●本編49時間(A氏のデータ。鍛え抜かれたマリアが怖いデータ…HPや各種ステータスほとんどがカンスト。何でマリアだけ…しかもほかの三人しぼうしてるし) |
| リメイク版(旧スマホ版・iOSやAndroid) スマホ・タブレット向けに操作パネルなどが変更されてる iPadだと操作しづらい 2021年7月に販売終了 |
タブレットでやりづらすぎてほとんどやってない |
| ピクセルリマスター版 スマホ・steam・Switch・PS4に移植された最新版 |
15時間 |
★その他、追加シナリオと追加ダンジョンがあるPSP版、配信が終了した携帯電話(ガラケー)版など 上の系統図参照
おすすめバージョン
| とりあえずやってみたい! ピクセルリマスター版 | スマホ・パソコン・PS4・Switchのいずれかとインターネット環境を用意するのみ!パッケージのソフトもあるよ |
| 追加ダンジョンやムービーも楽しみたい!リメイク版(PSP版) | Ps vitaとインターネット環境が必要(ソフトはPS vitaからPS Storeに接続して買う) またはPSP本体&ソフト(物理)でもできる |
バトルシステムや特徴的なところ
- ランダムエンカウント方式およびターン制は前作と同様
- パーティーは4人構成、うち3人は固定、4人目が度々入れ替わる
- レベル制は廃止され、戦闘中の行動等に応じて各パラメータが上昇する仕組みを採用(計画的に育成しないと後々困るが自由度は高い)
- ストーリー進行に関わる「ワードメモリーシステム」が導入
→ほかのキャラクターから聞いたキーワードを記憶し、それを別のキャラクターに問いかけることで新たな展開につながる - ファミコン版では所持アイテム数の管理が難しく、序盤から負担が大きい
キャラ紹介
【フリオニール】一般市民出身の主人公というシリーズでは珍しい設定。女難の相が出ている。
【ミンウ】パーティーを導く保護者的な存在。初めて覚えたキーワードを聞かせると、ふふって笑ってくれる。
寸評
魅力的なキャラクターたちとの出会いと別れ。根性のあるラスボス。トードやアスピル、ブラッドソードの有用性。
前作は王道ファンタジーが基調だったのに対し、今作は戦乱の世界を舞台としたシビアで荒涼とした世界観で雰囲気が異なっている。
武器や魔法の熟練度上げは手間がかかり、熟練度が低いとミスばっかり。魔法は名前見ただけではどんな効果があるのか分からないし、成功するまでやっぱり分からないし、成功してもよく分からないので難易度は高い(FC版)。
一方で、ストーリー進行に伴う町の様子やキャラのセリフ変化など、細かいところの作りこみはとても丁寧。
前作と打って変わって寂しく乾いたフィールド曲と、控えめながら希望を感じさせるエンディング曲が、FF2を象徴しているようで大好きです。
各バージョンの簡易レビュー
【リメイクや移植版(WS版、GBA版、PSP版、iOS版など)】
基本的にほぼFF1と同じで
今のところPSP版がムービー・追加シナリオ・追加ダンジョンありでフルセットで楽しめるので、PS vita本体をお持ちならPSP版をダウンロード購入して遊ぶのがおすすめ。*3
注意してほしいのが、PSP版のほかにPSのゲームアーカイブス版があること。PSゲームアーカイブス版はWS版をPSに移植したものなので、追加シナリオ&ダンジョンはないですね。
ここの中盤ぐらいに書きましたので参考にどうぞ→どうでもいい話(約20年ぶりにワンダースワン版FFを起動&PSP版FF2の話)
<GBA版の所感>
同時収録のFF1と比べてなぜか戦闘テンポがやや良くない*4が、FC版と比べれば快適に進行できる(特に魔法エフェクトとどこでもセーブ)。
全員がなんでも装備できるし熟練度が上げやすくなっているので、フリオは赤魔タイプ!マリアは回避率無視の完全肉体派!!ガイはなんでもできる器用貧乏!!!といった自由でめちゃくちゃなキャラメイクが楽しめる*5。
キャラクター育成さえコツをつかめばすいすい進められるので、物語に集中できて楽しかった。ぬるすぎるゲームがお好きでないのなら、アスピルやトードを封印してやってみましょう。
FF2の度重なる悲劇を逆手に(?)取った、追加ストーリーのソウルオブリバースは、ゲームバランスは大味でストーリーも短いけれど良いものだった。本編ではやるせない気持ちになった展開が、少しは報われた。
【ピクセルリマスター】
バグが多いだの手抜きだのあまり良くない評判を聞いていたものの、プレイ時にはほとんど気にならなかった。
前回選択したコマンドを繰り返すオートバトルやダンジョンマップ・オートセーブの実装により、「昔のゲーム」に不慣れな人でもプレイしやすくなっている。ドットグラフィックもかわいいし、天野画に寄せた雰囲気がよく出ている。エンカウント率は高め。PSP版等であった追加要素は残念ながら全部カットされている。
セーブはオリジナル版と同じくフィールドマップ上のみ。
【オリジナル版(FC版、FCのVC版)】
興味がある人はぜひオリジナル版に触れてみてください。表現不足や不自然な部分もあるけど、切れ味が鋭い独特なセリフの数々を楽しんでほしい。
ダンジョン自体の難易度は高くないけれどゲームオーバーでやり直しを喰らうと心が折れるので、攻略本や攻略サイト見ながらでもいいかも。
キャラクター育成システムに関しては、最初に頭に入れておかないと後で詰む可能性がある。重装備・軽装備に関しても理解しておくとベター。
全体魔法が一人一人に丁寧にかけていく形式なので、敵集団全員が全員全体魔法をかましてくるとめっちゃくちゃ時間がかかるし一方的に攻撃されているような気持ちになって大変ストレスがたまる。おいイエローソウル!お前だけは一生許さないからな!!!
リンク
バージョンありすぎ!ここを眺めて余計混乱しましょう
ネタバレありのプレイ記録はこちら(オリジナルVC版・GBA版)
小説作品の感想